体験談
『夫の性癖の起源は、妻の性履歴から』

(#268)

投稿者 過去の細道




   (昼と夜、2つの顔を使い分けた女)

 私達夫婦の出会いは彼女の年齢が18歳の頃で、共通の友人を通じて知り合いまし
た。
その頃の彼女の印象は、小柄で器量は並の上、控えめで異性の噂も似合わない真面目
そうな素振りだがその反面、時折何気ない仕草に大人の女を匂わせる不思議な魅力を
秘めた女性でした。
知り合っただけで特別意識する関係では無く、お互い普通に仲間達と混じって遊ぶ友
人でした。
でも連絡が取れなくなることが屡々ある、謎めいた一面を隠し持つ女性でした。

当時の私は、妻となる女性が夜の顔を持ち、夜な夜な男達に惜しげも無く素股の生華
を晒し続けたことなど知る由も無かった。

ごく普通の友人関係が続く中で、共通の女友達の強い勧めで彼女と私の交際が始まっ
た。
幾分気心を許しあう仲になった頃、突然彼女から男性相手に肉体の提供履歴があり、
既に大人の性遊戯を試し尽くされた女体と告げられた。

その時に聞いた話では、彼女の性遊戯は18歳で初職場に勤務以降に始まり、最初の
相手は職場上司の40代既婚男性でした。
日頃より身近な友人達から性体験の様子を聞かされていた彼女は、自分の初性交に強
い好奇心を持っていた。
そんなとき、仕事中に会話の機会が多いその男性から幾度となく冗談交じりの誘いを
受けていた。
別段悪気を感じない誘いに彼女もまんざらでは無かった様子。
この男性に特別な恋愛感情は無いが、ある日、話の成り行きから仕事終わりに男性の
車に同乗した。
男性が運転する車は人家が途切れる道筋を選ぶように進行、少し先の人目を避けられ
る空き地に忍び入るように車を乗り入れた。
周辺に街灯も無く車内の計器類が発する薄明かりの中、男性は無理に強いること無く
行為の要求を彼女に伝えてその返事を求められた。
その問い掛けに黙って頷く彼女の様子から状況を悟り、男性の手で胸元のボタンが外
されたことで彼女の性履歴が始まった。

ボタンが外された隙間から乳房が露わにされ、薄明かりに晒された。
初めて異性に肉体を弄ばれる恥ずかしさの中で、彼女は覚悟を決めていた。
座るシートが倒され、即座に下半身の下着が剥ぎ取られても無抵抗で従った。
忽ち半裸に剥がされた裸体を男の前に晒し、尚も成り行きに身を任す彼女に初性交の
瞬間が迫った。
過ぎ行く時間の感覚が忘れ、暗闇の中で男性器の矛先が彼女の花心にあてがわれた感
触が伝わった。
男性が少し強引に強行した様子で、スルッと障害無く初挿入を許してしまった直後、
突如彼女の下腹内部に刃物が刺さるような痛が襲った。
知人からの知識で痛みは覚悟していたが、その痛みに驚ろいた彼女が男性を強く押し
のけてしまい、この動作に相手も戸惑いを見せた様子。
男性も戦意を失い力無く結合状態が解かれ、この日は射精に至らず終えたと聞く。

この時、男性器に避妊具装着の気配が無く、無防備な性器接触の絡み合いで男性器を
鮮血で染めた様子。

この夜、彼女は高まる好奇心に押し負かされ、妥協で恋愛感情無視の相手を選び大人
の女へと成長を見せた。
だがその一夜の反動は大きく、1度の経験だが一膜裂けた彼女の貞操意識に大きな欠
損が生じ、後の立ち振る舞いに大人の女を匂わすまでに飛躍を遂げてた。

     (妻に群がった男達)

その夜以降、驚くことに彼女に言い寄る新たな男が現れ、2人目を迎え入れたのは初
体験から数日後の夜だった。
そして彼女は、僅かな間に3人の男達を手中に収めていた。
男達の内訳は最初の40代妻帯者と2番目が30代の妻帯者、次いで3番目が30代
独身者の合わせて3名の勃起した男達。
都合良く男性同士が個別に面識関係を持たない環境で、男達各自と個々に性交を重ね
る日々が始まった。
相手が複数のため、その疚しい出逢いは日程の重複が予想された。
実際に疚しい触れ合いの日程が重なることも何度か経験した様子。
その場合は、出逢いの時刻や場所を調整し、相手に悟られること無く一夜に男性2人
を個別に相手して、大人の性遊戯に応じていたと聞く。

相手には常に万全の避妊意識が望めるとは限らず、また宿泊時は一夜に5回も射精を
繰り返す猛者を相手にしていたので、その頃の彼女が背負う妊娠リスクは計り知れな
い。
男達は各自皆、自慢の性技を彼女の肉体で惜しみなく試していた様だ。
その結果彼女は上と下の口で男精子の味を覚えさせられ、自ら好みの性体位や男と女
の性感帯も知り得ていた。
3人に弄ばれながらの指導の下、既に孕みを経験していても不思議でない女体に仕上
げられていた。

あの頃、時々彼女が消息不明となり、仲間達との遊びに参加しないことが頻繁にあっ
たが、その理由が解明された。
当時は別段気にしなかったが、その時間は決まって彼女は誰か男に抱かれ、股間に咲
く一輪の華を男に晒し、最後はその華の芯を目掛けて男達によるリアルな生殖行為の
実践が繰り返されていたのでしょう。

私達と一緒に遊んでいた彼女の女友達は、この夜の素性を知っていたというか、この
女友達も少し前まで彼女と同様の環境に身を置いていた様だった。
でもこの女友達は、自分に彼氏が出来たことで不特定との性遊戯に終止符を打ってい
た。
その女友達の経験を彼女に重ね、当時身近で安全と思われる私に彼女の保護役を強引
に押しつけたそうだ。
詳しい経緯を知らず、その勧めを快く承諾したのが私達夫婦の始まりでした。

18歳の彼女の裸体に、3人の男達は皆元気に男性器を勃起させていた現実。
彼女がこの男性達を相手に、生殖行為を頻繁に繰り返した期間は8ヶ月間。
大凡そであるが、自己申告によるその間の逢い引き回数は40回を超え、彼女の肉体
各部を用いた男3人の射精行為総数は70回くらいと聞く。
射精回数から換算して牛乳瓶約1本分に相当する男精子が彼女の肉体に消費、吸収さ
れていた事実に私は不快感を覚える反面、不思議な快楽の兆しに目覚めを感じた。

女友達から私との交際を勧められた彼女は、本気で男達との決別を決めていた。
決別の条件に「最後の性交」を求められ、各自個別に区切りをつけた様だ。
最終の「お別れ性交」は私と予定した初デート日の前夜の決行で、その任務から解放さ
れたのが私と待ち合わせ時刻の数時間前だったと聞いている。
この時の避妊状況を彼女に尋ねても曖昧にはぐらかされるばかり、結婚数年後に再度
訪ねると「既に時効成立」と悪戯っぽく言い切られた。
相手の男達は、最後の性交で意図的に彼女の子宮に置き土産を残したことが疑われ
る。
この時の置き土産が、1〜2ヶ月後に時限爆弾となることも予想された。
でも最後の性交から暫くして彼女の生理が確認され、心配された時限装置は不発で終
わったことが幸いでした。

大凡の経緯を知った上で、男達の唾液と性液に満ちた彼女の肉体を私も抱いた。
幼さが残る容姿と裏腹に、既に多くの性を知った裸体は抱き心地や相性も申し分ない
感触が今でも思い出される。
初めて彼女と結ばれたとき、彼女が言い放った「それ、無い方(避妊具)が気持ちい
いから。それに私大丈夫だから」の台詞に私も忠実に従った。
彼女の台詞に従った行為が重なった後、程なくして彼女の生理が途絶えた。
彼女が男達と8ヶ月にわたって繰り広げてきた生殖行為の結果として「不妊神話」を
語っていたが、その神話はいとも容易く崩れ果てた。
この妊娠を切っ掛けに、私は彼女を妻として迎え入れた。

     (妻の隠された魅力)

男達と性行為に明け暮れ、孕み疑惑を否定出来ない女を妻に娶るとき、世間の常識で
は「ハズレ嫁」と罵られるでしょう。
でも常識では理解できない、妖しく不思議な魅力が妻の不謹慎な生い立ちに秘められ
ているのです。
日常の仲間達とは平常に時を過ごし、私の知らない時間に夜の男達から牛乳瓶1本分
の男性精液を搾り取っていた私の愛妻。
その性歴を知り、存分に男を知り尽くした妻の肉体に不思議な魅力を覚えた私は生涯
妻の虜から解き放されることは無さそうです。
妻の性歴が後押しをしたのか?、私は他人には語れない性癖に身を落とした。
その性癖に伴う辛い症状緩和の手助けで、後に妻が一肌脱ぐことになった。
この一肌脱ぐということは、妻が裸で異性と肌を重ねることを意味した。
承諾後は事を急いで手助けが実行され、妻は男に身を任せ抱かれた。
妻自ら封じていた下腹部の男性器挿入門の封印が解かれ、夫以外の男性器を迎え入れ
たのは14年ぶり、妻33歳の事でした。
その頻度は多くは無いが、妻の外出行為は不定期に営まれていた。
出逢いの日程やその他内容等全てに関して、私が無駄口をはさむ余地は必要としな
かった。
私は黙って妻を送り出し、妻が抱かれると思われる時刻が迫るに連れて増す不案の
中、独り嫉妬と屈辱に耐え忍ぶ時間が何よりの快楽と例えようのない快感に酔いしれ
た。
でも残念なことに閉経に合わせて妻の性欲が衰退し、伴うように私の治療も先送りの
まま妻の外出物語は終わりを告げていた。
私の願望は今でも変わらず、妻一筋に妻の外出を願いうばかり。
外出から帰宅したとき、妻が見せる恥ずかそうな仕草が私は大好きだ。












★過去の細道さん過去の投稿作品★
体験談『妻から教えられた不思議な愛情』









投稿体験談(3)
トップページ




inserted by FC2 system