体験談
『妻から教えられた不思議な愛情』

(#249)

投稿者 過去の細道




長引くコロナ過で、時間を持て余す毎日です。

思いつきで、長年手付かずの本棚整理を始めた直後に少し埃を被った白い封筒を発見。

封筒の中からは、当時の趣味仲間が撮影した20数年前の懐かしい写真が10数枚出てきました。

この写真の撮影場所は、県境付近の複合施設内にある少し広めのカラオケルームでした。

5組の趣味仲間が夫婦同伴で集まったときの記念写真で、その中に女性達5人が揃って微笑む様子の物が1枚ありました。

一見してごく普通の熟妻集合写真です。

でも少し普通と違うのは、この場の夫5人衆には共通の趣味癖が有り、全員揃って寝取られ性癖夫だったことです。

その趣味の代償として、写真に写る女性達は特定の彼氏持ち、及び夫以外と性交渉を継続中の現役の人妻皆さんでした。

実行方法は各夫の思想により違いがありますが、趣味行為の最終仕上げで、女性達は無防備な体内に精の滴が迸ることで趣味に幕引となっていた。

思想の違いは、長年決まった特定の相手に愛妻を託し続けて刺激を得る安定派趣味夫。

その都度、新鮮味を求めて相手を取り替え、時には複数同時に営み進行の場を設けて、その全容を夫自ら見届ける確認派趣味夫。

愛妻を快く送り出し、自らの手出しできない状態設けて、複雑な嫉妬感を孤独に味わう嫉妬派趣味夫と実行方法は様々でした。

皆、事に至って夫からの強制や指示は無く、婚姻に制限されない時間を女性自らの意思に任せて男性との妖しい性交が舞われていました。

この演舞会が開かれるとき、仲間の夫間には事前に演舞開催の知らせが届くことがありました。

その時は、趣味仲間の夫同士が性舞上演中と思われる主演女優の舞を妄想、時には主演女優の夫と電話の会話で見えない妖しい舞の進行具合などで語り明かしていた。

この集合写真に写る5人の人妻の共通点は、全員が別異性を深く経験済みで、女性特有周期の事情が許す場合は躊躇いなく避妊を怠り、体内奥深く採種した男性精子を夫の元へと持ち帰っていた。

この写真の撮影当日、一人の奥様は朝方まで夫以外に身を任せて、奥様の体内では時間的に他人が放った精子が活動中とその夫から告げられていた。

写真に写る女性の中には、私の妻も含まれています。

そして私の妻だけが婚外性行為の例外では無く、先の書き記しと同じ性乱の舞を演じ、時折手土産持ち帰って私を楽しませていた。

年並みと共に妻達が舞う性の演舞会は途絶えてしまいましたが、普通に暮らす夫婦関係では生涯知ることの無い、複雑で貴重な愛情を妻から教えられたことに感謝しています。

写真の皆さんがいまでも存命なのが、何よりの幸福と思っている今日この頃です。







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