体験談『先生のペット』

(#148)

体験談『先生のペット』

投稿者 スノーワルツ



 私が高校生だった頃、よくあの年頃にありがちな担任の先生と付き合ってた子がいました。
 私の通っていた高校は京都にあって女子校でした。先生と付き合ってた子(桂さんって言います)は学級委員長ですごく大人しくて品があって家も名家でお嬢様で色素の薄い女の私から見てもすごくかわいい女の子でした。相手の先生は背が高くて大泉洋に似てるのですごく人気のある先生でした。真面目で紳士な先生で二人ともとてもじゃないけれど先生と生徒で付き合うような雰囲気でもなかったんです。

 桂さんも先生も普通だったら絶対付き合ってるってばれない位慎重でした。それなのにどうして二人が付き合ってるって解ったのかというのを含めてお話しますね。

 私は受験生だったので、毎日遅くまで学校に残って勉強して帰っていたんです。そんなある日、最終下校時刻をちょっとすぎちゃったんで近道しちゃえ!!と、職員用の駐車場を突っ切って帰ろうとしたら桂さんと先生を見かけたんです。どうしてあの二人が今、ここで一緒にいるのか解らなくて疑問に思ったんですけどとにかく時間がなかったんで声をかけずに帰っちゃったんです。

 それからよーく観察してみると桂さんは月曜と木曜の最終下校時刻近くには地歴研究室から先生と一緒に出て来るんです。でも教室とかでは特に普通に接していて、私は「あぁ、桂さんは先生に勉強でも教わってるんだろうな」ぐらいにしか思わなかったんです。

 しかし私のこの予想は間違いでした。

 実は当時少しレズっ気のあった私は元々桂さんが気になる存在でよく桂さんをめちゃめちゃに犯して何回もイカセて…と妄想して自癒をしたりしていたんです。桂さんは習い事の関係でよく着物を来て歩いていたので、着物の彼女を縛り上げて玩具をつけて放置したり、と考えて夜に布団の中で自分のあそこを擦りあげたりもしました。

 だからあの日も桂さんが着物で歩いていたのを見かけたでつい、興味本位で後をつけてしまったんです。

 彼女は堀川通りを上り寺の内を曲がりました。彼女の家はそっちではないのに…そして細い通りを曲がり、下に店があり上が家になっている建物に入りました。
 さすがにそれ以上は後を付けられず私は家に帰ることにしました。しかしその途中で思い出したんです。先生の家の住所はあの辺りだった事を。(私は先生に暑中見舞を出したので先生の住所を知っていたのです。ちなみにその先生の家は下宿です)
 まさか、桂さんと先生は付き合ってるのか…
 私は信じられない気持ちでした。
 それと同時に恋人達が密室でする事…
 桂さんと先生はHをするんだ…
 そう思うとどうしても二人のHをしている所が見たくてたまりません。
 二人はどんなHをするんだろう…そんな風に思い始めたんです。一日中その考えで頭がいっぱいでした。

 そして今から思い返すと本当に信じられないのですが私は二人のHを見るために計画をたてたのです。


 その計画とはこうです。
 私は先生の家がわかるので先生の家に忍び込みどこかに隠れ、二人が愛し合う所を見よう。

 本当に浅はかで馬鹿な考えでした。ただ私は恐ろしいことにこれを実行したのです。

 日にちは以前桂さんが先生の家に行った土曜日の午後。午前中は先生は学校に行くはずですし、桂さんは習い事のはずです。


 私は先生の家の鍵をやったこともないピッキングで開けました。誰かに見られたらという恐怖が大きく、なかなか開かなかったのですが5分ほどで鍵は開きました。
 先生の部屋は台所、トイレ、お風呂場がありその他は六畳の部屋が二間で襖で仕切られていました。

 一つはご飯を食べたりするところ、もう一つは机や本棚があり押し入れがある寝室でした。部屋は男の人の一人暮らしにしては片付いていました。

 私はもうとにかく必死で先生が帰ってこないうちに隠れる場所を探し始めました。幸い布団が敷きっぱなしだったので押し入れに隠れることに決めました。

 しばらくすると先生が戻ってきました。私はピッキングで部屋に侵入したのがばれないか不安でしたし、ここにいることがばれないかも心配で生きた心地がしませんでした。早くもこんな愚かな事をした事に後悔をしていました。

 しかし先生は私が侵入したことに全く気付かず部屋着にも着替えずに机に向かい何か作業をしていました。


 しばらくすると部屋のドアがトントン、とノックされ、先生はそれを聞くとすごい早さでドアまで行き、ドアを開けました。私の読みは間違えていませんでした。桂さんが来たのです。


 先生は桂さんにお茶を出して、桂さんはもってきたお茶菓子を出して二人は色々な会話をしていました。今日のお稽古の事や世間話が中心でとてもHをするような雰囲気ではありませんでした。


 そして桂さんが「先生、時間が」と言ったのでまさかこのまま終わりかと焦りました。しかし先生は桂さんを送り出す様でもなく、「じゃあ、ごめんね」と言い桂さんの手をとって布団の所まで来ました。
 私はいよいよだ、と思いどうしようもなく興奮しました。乳首は痛いくらい張り詰めてクリトリスはズキンズキンと脈をうっていました。

 先生は桂さんにキスをする所から始め、大人の男の人らしくリードしながら桂さんを愛撫します。
 桂さんもかわいらしく鳴きながら先生にしがみついていて、そこは紛れも無い官能の世界でした。
「先生、せんせい…そんな…ダ、ダメです…」
 桂さんの鳴き声が艶を帯びていきます。
 そして先生の声も色っぽい低音で、なんともいえません。

 私は四つん這いになりながら襖の影から二人を見つめて必死で自慰をしました。「やぁぁぁ!!」
 甲高くて色のある声がしました。桂さんが達したようです。
 そして、「先生、き、今日は私が…」

 そういうと今まで先生に組み敷かれていた桂さんが先生に支えられて身を起こしました。

 白い肌にピンクの長襦袢が辛うじて羽織られ、黒い長い髪は少し乱れています。そこら辺のAV女優よりもずっと色っぽいくらいでした。

 そして先生に跨がりためらいながらも腰を落としていきました。所謂[騎乗位]です。 桂さんは自分で上下したもののやはり上手く動けず先生の上に崩れてしまいました。 すると先生が「いくよ」と、合図して桂さんを下から突き入れ動かします。
「やぁっ!!せんせ、壊れますっ!!ひぁぁぁぁっ」

「ダメぇぇぇ!!あぁっ!!先生ぇ!!」

「ふっ…あっ…あぁぁっ!!あぁぁぁぁっ」

 髪を振り乱して襦袢は脱げかけて踊り狂う桂さんは壮絶なまでに美しく、私はそれを見ながら何度目かも解らない自分の指による絶頂を迎えました。
 私のクリは真っ赤に腫れ上がり空気にすらふれて欲しくない位ビンビンで喘ぎを堪えるのも大変でした。全身汗だくで口からはよだれがたれていました。
 それでも目の前で二人のHはまだ続いているので、私はまた、過敏過ぎるクリへと手を延ばし痛いくらいの快楽を得ます。


 その後の記憶はあまりありません。私はいつの間にか自室にもどりまた、二人を思い出し自分を慰めました。学校は二人を見るのがいたたまれなく、また、もしもばれていたらという恐怖心から行く事ができずに一週間ほど休みました。


 その後、何とか学校へは行ったものの先生や桂さんを見る度あの時の映像がフラッシュバックし、何ともいたたまれなくなりました。

 それでも私は無事卒業を向かえ、エスカレーターで大学へ上がり、今年で卒業です。


 桂さんはというと大学へは上がらず、家で茶道と華道の師匠をしています。


 高校時代からお見合いの話があった桂さんは今も話はあるそうですが、同級生の話ではどれも断っているそうです。


 先生は実家の道場を継ぐために来年には学校を辞めて金沢に戻るそうです。


 そして私は未だに彼女が先生の所へ通うのをたまに見かけては罪悪感で心を痛めるのです。










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