体験談『スワップ』

(#087)

『スワップ』


麻由美作
 

わたしは27才のOLです。
女子大を出てから父親のコネで大手企業に入り副社長の秘書をしています。
父は手広く事業をしているので経済的に余裕があり大学時代から遊び廻っていました。
買って貰ったマンションで毎週のように乱交パーティーを開いていたのです。

わたくしが、恥ずかしくて性的に興奮するのは、自分が性的に興奮している姿を他人に見られることです。
クリトリスを膨らませているところを、男性に見られたら、と思うだけで興奮してしまいます。  こういう点で、わたくしは黒川さんと好みがとても合うのです。

黒川さんはわたしの大学時代の遊び仲間のご主人なんです。
最初、黒川さんのことを恐いと思いましたが、何度かセックスするうちに恐くなくなりました。 恋人どおしでいる時には、女性ってお淑やかですけれども、結婚して何年か経つと強いオバサンになってしまうのはセックスの力ではないだろうか、なんて最近思うようになりました。(笑)

黒川さんは、わたくしにいろいろな恥ずかしいことをさせます。 そして、そんなわたくしの姿を見てオナニーして射精しているのです。 わたくしと黒川さんとの場合、セックスは、最後に行う消火作業に過ぎません。

黒川さんの奥さんはさゆりちゃんです。 そのさゆりちゃんに赤ちゃんが出来たのですが、悪阻がひどくて、まだお腹は小さいのですが、入院しました。

それで、お見舞いにいきました。お見舞いの帰りは、黒川さんのクルマで送ってもらうことになったのですけれど、病院の駐車場のクルマの中で「溜ってる」と黒川さんは、ズボンを降ろしました。

そしてわたくしに嘗めさせたのです。
黒川さん達は、一時、転勤で遠方へ行っていましたが、会社をやめたと言って、こちらの方へ帰ってきたのです。

黒川さんの実家は、いわゆる土地成金さんです。 幾つものマンションや貸しビルを経営しています。 そのマンションのひとつの部屋は、さゆりちゃんも知らない黒川さんの隠れ家なんです。

さゆりちゃんの入院している病院の駐車場で、わたくしはフェラチオをしました。
誰か来るかもしれないと思うと、とても興奮しました。
フェラチオをしているときに黒川さんは手を伸ばしてきて、わたくしはスカートや下着を脱がされ下半身を出しました。

下半身を出したままの格好で、病院からマンションまで1時間以上の道のりを国道や高速道路を走りました。
クルマはクルマ音痴のわたくしでも分かる大きなベンツでした。

運転席と助手席が普通の日本のクルマとは逆です。
最初、わたくしは、下半身丸出しでも外からは見えないと思っていました。
ですから、高速道路を走りながら、運転中の黒川さんにだけ見せて、スリル感を味わっていました。

でも、ある海辺のトンネルの附近から、横に大型トラックがぴたりと付いて走っているのです。 そして、黒川さんが言うのです。

「大型の運転席からは丸見えだよ」
わたくしは、とても興奮してしまいました。
クルマのシートは革張りですが、そこがビッショリとしみを作ってしまいました。

黒川さんは降りるときにテイッシュで拭いていました。
黒川さんの隠れ家で、わたくし達はセックスをして、気持ちを落ち着かせました。
その後、黒川さんと夫婦であることを装って、夫婦交換もしました。

先方様は、どういう関係なのか、黒川さんが何処かで知り合いになったご夫婦です。
御主人が55才、奥様が40才です。
わたくしは27才、黒川さんは30才ですから、かなり年配です。

でも、40才の奥様は、とてもお美しく、若々しいお方です。
楚々とされた、とてもお上品なお方で、わたくしも、こういう女性になりたいと思わせる方です。

御主人は、韓国や台湾から美術品などの輸入会社を経営されている社長さんで、御自宅は立派な邸宅でした。
そこで、いろいろと食事をしたり、お茶を飲んで会話をした後で、まず奥様と黒川さんが目の前で行為を始めました。

座った姿勢で抱き合って、二人は腰を動かしていました。
奥様の顔は、口を丸く開けて目をトロリとさせていて、あのお顔は忘れられません。
洋服を着ているときには、楚々として上品な奥様が、ハダカで、黒川さんの精気を吸い取るかのように腰を動かして喘ぎ声を出しているのです。

わたくしと御主人もセックスを始めました。
わたくしのアソコを、とても丁寧に嘗めてくださいました。
舌を少しだけ出して、チロチロッと嘗めるやり方で、わたくしは、今まで感じたことのない感覚(エクスタシー?)を覚えました。

黒川さんとわたくし二人は、その社長さんの邸宅へお年賀のおよばれに招かれました。
御馳走になりました。
そして4人でお風呂にはいりました。

お風呂は、岩風呂風になっていまして、岩の間からお湯が出てくるのですよ。
透明なガラス窓からは、お庭の石灯籠や植木も見えまして、旅館のようです。
すこし、小さいですけれども。

でも、大人4人で入っても、まだ余裕があります。
その日のエッチなことは、競争です。
負けた方にはバツゲームもあるのです。

バツゲームは、わたくし達が負ければ、わたくしが、社長さんの知り合いのクラブで全裸でホステスをするというものです。
黒川さんは、隅っこでそれを見ていなさいというものです。

わたくし達が勝てば、社長さん達にどんなバツゲームをして貰うおうかなと考えていましたら、黒川さん、なんて事を言い出したと思いますか?
社長の奥様と二人きりで、誰にも邪魔されないところで、セックスしたいと言ったのですよ。

私達は、今までに見せあいながら、セックスしているのですよ。
でも、それでは、満足できない、僕は奥様が、とても好きになったんだ、だから普通のセックスを人に見られずにしたいんだ、なんて言い出したのですよ。

わたくしは、黒川さんと初めてホテルに行った夜の事を思い出して、何かとても腹が立ってきました。
でも、社長も奥様も、二人揃って、間髪を入れずに

「面白い、やりましょう」
と返事したのです。
ルールは、当然スワッピングですが、男は仰向けになって出さないように頑張る、出したら負け。

女性はアソコだけを使って早く出させた方が勝ち。
要するに夫婦で頑張ればよいのです。
わたくしは、黒川さんの言い出した先方のバツゲームに腹が立ちましたが、裸で酔っぱらいの相手をするのも、よく分からない話しで、まっぴらだわ、と思いました。

黒川さんは、嬉しそうな顔をして、出さないように頑張る、なんて言っています。
裸の男性二人が仰向けに寝転びました。
なんだか可笑しい光景でした。

二人ともペニスがもうしっかり硬くなってお腹の方を向いています。
わたくしと奥様は、それぞれ相手の男の方に馬乗りになりました。
アソコをペニスに強く押し当てました。
そして動かしました。

ペニスがつるりと中に入ってしまう事もありましたが、すぐに出して押し付けるようにしました。
わたくしは、とても早く腰を動かしました。

自然に声も出てしまい、クリトリスのあたりが刺激されて2回ぐらいイッてしまいましたが、社長さんは平気の様子でした。
ペニスは充分に硬くなっているのにです。

すると、隣では、オウオウッと声を出して、黒川さんが射精した様子でした。
見ると、奥様のお尻から太ももの内側に精液が飛び散っていました。
それが糸を引いて、黒川さんのおヘソのあたりにポターと垂れていました。

ふと、わたくしの脳裏に裸でクラブにいる自分の姿が浮かんできて、恥ずかしい気持ちがしました。
奥様はティッシュの箱をたぐり寄せて、ご自分と黒川さんの身体に付いている精液を拭き取りはじめました。

黒川さんは申し訳なさそうな情けない顔をしていました。
社長さんは、
「勝ったな。最後までやらせてくれ」

と言って、わたくしの身体を抱き寄せると、自分が上になって、ペニスをわたくしのアソコに入れて、グイグイと突いてきました。
わたくしは
「あっダメ。そんなのズルイ」
と思いました

が、すぐにすごく感じはじめて、大声を出してイキました。
社長さんは、最後に自分のペニスを持って、わたくしのお腹のあたりに射精していました。
トロリとした気分で横を見ると、奥様と黒川さんが、そんなわたくし達を見ていましたが、何もおっしゃいませんでした。

「約束ですからね。バツゲームやって貰いますよ。難しいことはありません。じつは、取り引きのお客様が台湾から、やって来ますので、つきあって貰いたいのです。最初は、和服姿で、食事に付き合ってくれればいいのです。つぎに知り合いのクラブに行きますから、そこで最初は全裸でなくてもいい。ブラジャーとパンティぐらいは身に付けていても良いから、興が乗ったところで全部脱ぐ。お客様にはセックス以外は何でもどうぞ、と言っておきますからね。お金出せばアルバイトでやってくれる若い子は沢山いるんだが、お金で雇った子よりも、リラさんのような知的な女性に是非やって貰いたかったのです。」

その日にちは、2週間後の土曜日です。
もし、わたくしが、絶対イヤと断われば、約束とは言っても、たぶん断われると思います。
そんな社長さんなのです。
わたくしが、断われば、たぶんアルバイト料を払って、何処からか若くて綺麗な女の子を雇ってくるおつもりなのでしょう。
でも、わたくし、たぶん引き受けてしまうと思います。

こんな淫乱な血は父親ゆずりだと思います。
あちこちに愛人を作り遊び回っているのです。
でも、私の立場では何も言えないですね。






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