体験談『忘れられない診察体験』

(#081)


体験談『忘れられない診察体験』

ドクターH 作



第1話

 私が内科医としての、最も恥ずかしく、そして忘れられない体験について告白します。

 私は、東北某県に某大学医学部附属病院で勤務医をしているほか、週に2日ほど救急指定病院になっている県立医療センターで当直の非常勤医師として内科病棟に勤務しています。

 5年前の夏の暑い日のある日曜日の早朝にあった出来事です。

 当直看護婦から内科病棟内にある私の休憩室に電話があり、17歳の女性が右下腹部の痛みを訴えて来院しているとのことでした。

 本来は救急センターの医師が対応するのですが、交通事故の重症患者の処置で手が離せないとのことで、私のところに連絡が入れてきたようでした。

 この女性は「生活保護」の患者さんという理由で、そもそも受け入れるかどうかを私に問い合わせてきたようでしたが、このセンターは生活保護医療扶助の対象病院でもあったこと、看護婦が患者さんをバカにするような物言いをしたことから、私は思わず、
 「受け入れるのは当然でしょう。診ますから、すぐ内科外来に案内してください。あなたこのセンターの看護婦ならもっと勉強した方がいいですよ。医療扶助の対象病院になってるんだから。」

 と言うと、看護婦は

 「すいません。」

 とそっけない返事。

 私は、急いで内科外来の診察室に向かいました。

 患者さんは、身長175cmほどの長身で、色白で、髪の毛も黒のストレートで肩くらいまである素朴でおとなしそうな可愛い子でした。

 服装も上は黄色のTシャツ、下はジーンズにスニーカーと、ごく普通のまじめな印象でしたが、着こなしはおしゃれな感じでした。

 母親が付き添い、内科外来の中待合室に腰掛けていました。

 診察室に2人を招き入れ、まず問診から始めました。

 主訴は、昨夜から右の下腹部が痛くて、よく眠れなかったとのことでした。

 針で刺すようなちくちくした痛みだそうです。

 病歴、月経リズム、最近の生理などについて聴いたあと、ベッドに横になってもらい、一通りの腹部の診察等(シャツを胸の下までまくり、ジーンズのホックを弛めて、腰の半分まで下げてもらい、触診、聴診等によっておなかを診る。)を行いました。

 その結果、単なる排卵痛の可能性が高いとの結論を導き、その旨を本人と母親に説明しました。

 しかし、鑑別診断としては、念のため、卵巣出血、卵巣腫瘍や嚢腫、腫瘍性の卵管茎捻転、尿路炎、虫垂炎(盲腸)の可能性も否定できないから、X線検査、超音波検査、尿検査、血液検査、炎症所見をみるための診察が必要なことも説明し、診察を受ける意思があるかどうかの確認を行いました。

 母親から、詳しい診察の内容について尋ねられましたので、直腸診や外陰部の診察などの内診も行う予定であることを話しました。

 女の子はちょっと当惑したような表情を見せましたが、母親は女の子に向かって

 「病気かもしれないんだから、よく診てもらわないといけないのよ。先生にお任せしましょう。いいわね。」

 と言い、女の子を嗜めていました。

 女の子も小さな声で私に

 「おねがいします。」

 と言いました。

 さて、困ったのは当直看護婦です。

 アイドル鈴木沙里奈似のこの看護婦は、いかにも眠そうな顔ですし、私に叱責されて多少ふてくされてる感じでもありました。

 多忙で、疲労がピークに達しているのは無理もなかったので、検査の補助をさせるよりは、早く病棟に戻した方がいいのではないかと思われましたので、看護婦に、

 「あなた疲れてるだろうから、尿検査(潜血、タンパク、ウロ)と血液採取(感染症を含む主要な生化学検査)だけやってもらって、あとは病棟に戻って休んでていいよ。他の検査は、僕ひとりでやれるから。血液検査のデータは、僕の大学にも回しておくように手配しておいて。」

 と伝えると、日曜の朝の外来診察から解放された喜びに満面の笑みを浮かべながら

 「わかりました!」

 と明るい声を上げ、患者さんに、

 「じゃあ、おトイレでお小水取って来てください。それが終わったら血液検査をしますから、ここに戻ってきてくださいね。」

 と伝えました。

 その間、私は、問診結果をカルテに書き込みました。

 看護婦は手早く血液採取まで終えたようで、

 「尿は、潜血とウロは-。タンパクは+-。異常なしですね。血液は臨床検査室に回しますので、明日の午後一番には、大学の方にも結果があがると思います。エコー室とレントゲン室の鍵を持ってきま~す。」

 と能天気に言って外来を出て行きました。



第2話

 そして、鍵を持って戻って来た看護婦は、

 「外来診察室は、今から掃除に入るそうです。このあとの診察は、エコー室を使って下さい。検査が全部終わったら、清掃業者の詰め所に電話してほしいとのことです。」

 と私に説明しました。

 また、患者さんには、

 「今から検査がありますから、検査着(浴衣の短いようなものを想像して下さい)に着替えて下さい。肌の上に直接検査着を着て下さい。お母さんは待合室でお待ち下さいね。」

 と言い、母親をロビーの待合室に案内しました。

 パーテーションの向こうで着替えをしていた患者さんは、しばらくすると

 「あの~・・・」

 と私にカーテン越しに声をかけてきました。私は

 「どうかされましたか?」

 と聞くと、看護婦が戻ってきて、患者さんに

 「あら、まだ検査着に着替えてないの?。エコー検査と内診をするから、ブラもショーツも取って、これを着てください。ここはこれから清掃ですから、脱衣籠も一緒に持って異動して下さい。」

 と多少せかし気味に説明していました。

 女の子は小さな声で

 「すいません。」

 と答えていました。

 おそらく、下着を取ることには抵抗があって、どうすべきかを訪ねようと私に声をかけたのでしょう。

  看護婦は、診察に必要なゴム手袋やキシロカインゼリーはエコー室に準備してあることを述べて、足早に病棟に戻っていきました。

 まず、診察室の向かいのX線検査室に女の子を連れて行きました。脱衣籠を見ると、そこには薄い黄色のかわいらしいブラとショーツがあり、看護婦に言われたとおりに脱いだことが確認できました。

 まず、お腹の厚さを測らなければなりません。一番厚いところで測る必要があります。

 測定器を検査着の上からお腹にあてると、バストが豊かであることに気づきました。

 機械をセットし、撮影台に前向きに立たせてX線を撮ります。

 撮影部位の腹部に正確に放射線を当てるのは検査着の上からでは難しく(慣れた技師であれば、何のことはないと思いますが)、検査着の前を少し開いてもらうことにしました。

 検査着のひもを弛めて前を開くと、豊かで張りのある乳房が露わになりました。

 乳首はきれいなピンク色です。

 ツンと上を向いてすごくいい形でした。

 おそらく85から90センチはあるでしょう。

 あまりの美しさにため息が出てしまいました。

 下の方も露出されると、パンツをはいていないので、陰毛まで見えました。

 申し訳程度薄く生えている程度です。

 白く雪のように滑らかな肌、美しい乳房、長い手足、まるでモデルのように充実した17歳の身体でした。

 私は、表情にだけは出すまいと自分を抑え、事務的にたんたんと進めていましたが、心の中では密かな興奮を覚えました。

 位置合わせを終えると、彼女の検査着の左右を合わせ、撮影を終えました。

 フィルムを自動現像機に入れると、女の子を超音波検査室に連れて行きました。

 ここへ来て、もはや彼女に検査着を取ってもらう躊躇いはありませんでした。

 「検査着を脱いでベットに仰向けになって下さい。」

 彼女は一瞬はっとした表情を見せましたが、観念したのか、顔を赤らめながら検査着を脱いでベットの上で検査着をたたみ、仰向けになりました。

 綺麗でした。

 体型はしなやか、とても女性的で、特に臀部の透き通る様な白さはとても魅力的でした。

 私は、患者に必要以上に羞恥心を与えてはいけないと我に返り、急いで彼女の腰にタオルを掛けると、腹部にたっぷりの検査用ゼリーを塗りました。

 プローブ(探触子)を腹部に当てて検査を始めると、彼女の乳首に変化が現れ、乳頭が硬くなりツンと立ってきました。

 脱衣による肌寒さだけでなく、プローブと添えている私の手の感触に反応しているように思われました。

 私が

 「寒くないですか?」

 と聞くと、彼女は

 「大丈夫です。暑いくらいです。」

 と答えました。

 確かに、額にはうっすらと汗が滲んでいます。

 彼女は、先ほどよりは緊張感がなくなったようで、私に笑顔で答えてくれました。

 X線もエコーも結果としては異常は見られませんでした。

 腰に掛けていたタオルで彼女の体についたゼリーを拭いながら

 「レントゲンや超音波では異常がないので、詳しい診察をしていいですか?」

 と尋ねました。

 彼女は首を縦に振って頷き、拒否しませんでした。

 体に掛けるタオルはもうありません。

 全裸での診察が始まりました。

 本来であれば、検査着を着せて、下半身をまくって行うべきでしょうが、彼女に抵抗がなくなり、また、その場の雰囲気や流れから、自然とそうなってしまいました。

 はじめに外陰部の診察です。

 婦人検診台に乗せるのが正しい方法ですが、清掃の関係と、詳しい内部の検査までは必要ないように思われたので、超音波検査室のベッドでそのまま行うことにしました。

 仰向けでベッドのはしに臀部を持ってきてもらい、膝を立て、大きく足を開かせました。

 もちろん彼女には初体験のことでしょう。

 外陰部が露わになりました。

 小陰唇を開くと膣口が見えました。


第3話

 とても清潔で、さすがに若いせいか全体がきれいなピンク色、だれにも汚されていない可憐な花びらのようでした。

 肌が白いために、外性器のピンク色とのコントラストが、絵に描いたように美しいのです。

 初めての検査と性徴期まっただ中のせいでしょう。

 そこは豊かに潤っていて、まるでグロス入りの口紅をぬった唇のようにまさに「うるうる」という感じでした。

 「美しい」という形容詞がぴったりの露を帯びた花弁です。

 膣口を取り囲む襞は処女膜でした。

 男性経験はないようです(男性経験があると、子宮外妊娠を疑う必要もあります。)。

 処女膜を少し押しやると、膣口からさらにトロッと透明なバルトリン腺分泌粘液が流れ出しました。

 彼女は短く小さく「あン」と声を上げました。。

 次は直腸診です。

 彼女の臀部の美しさは、本当に魅せられるものがあります。

 私は迷わず肘膝位という体位を選びました。

 「ではお尻から診察をしますのでうつ伏せで膝を立てて肘をついて下さい。」

 これが肘膝位(ちゅうしつい)です。

 「お尻をもっと後ろに突き出して足を開いて下さい。」

 彼女の肛門と外陰部が再び露わとなります。

 外陰部は、先ほど以上に分泌粘液で満たされて、泉のごとくあふれ出し、内腿を伝って、ベッドを濡らしました。

 そして、小陰唇は充血し、ぱっくりと口を開け、付け根のクリトリスは、まさに「腫れている」かのように大きくなり、包皮が後退してピンク色の豆状のクリトリスが隆起していました。

 こんなに大きく隆起したクリトリスは初めて見たような気がします。

 私は、さすがに、これ以上ないくらいにペニスを硬く勃起させてしまいました。

 検査室の中が、熱気と彼女の体内から分泌される汗や粘液などが混ざり合ったにおい(香りといいたいくらい。ココアのような、レモンのような、ラベンダーのような、女子高生特有のフェロモンと言ってもいいでしょう。男にとってはたまらない匂いです。)で満たされ、むせかえるようでした。

 ゴム手袋とキシロカインゼリーを付けた私の人差し指が彼女の肛門に挿入されました。

 興奮で手が震えました。

 彼女は時折「うっ」「あっ」と声をあげました。

 指を出し入れしている間、彼女の小陰唇は、ひくひくと動き、腰が小刻みに震えていました。

 結局、子宮の右側に軽い痛みがある以外には異常所見はありませんでした。

 彼女の肛門の周りをティッシュペーパーで拭い、

 「大丈夫みたいだから、痛み止めの坐薬を入れておきましょう。ちょっとこのまま待っていて下さい。どうぞ、もう検査着を羽織ってもらって結構ですから。」

 私は急いで坐薬を取りに行きました。

 戻ると、何と彼女は、まだ検査着を着ないで、全裸のままベッドに座っていました。

 そして、私の方を向いて

 「薬を入れるのには、どういう姿勢になればいいですか?」

 と微笑みながら聞いたのです。

 私は、その天使のような表情と、充実した身体(全体がしっとりと汗ばみ、まるでセックスでエクスタシーを迎えた後の女性の美しさに似ていました。)に、理性を失って、抱きつきたくなる衝動に駆られ、自分を抑えるのに必死でした。

 彼女に心の内を悟られないように、たんたんと肛門に坐薬1個を挿入しました。

 私が薬を取りに離れた間、彼女は自分で陰部をティッシュで拭いたらしく、小陰唇に白い破片が張り付いていました。

 最後に、坐薬(ボルタレン)と消炎鎮痛剤(ロルノキシカム)を3日分処方して診察を終え、血液検査の結果を伝えるために、翌々日、大学病院の私の外来への受診を指示しました。

 2日後、約束どおり、彼女は大学病院にやって来ました。

 学校帰りのようで、白いセーラー服姿がまぶしく、髪も左右にみつあみにし、センターで会ったときよりは顔がずっと幼く見えました。

 そして相変わらず可憐で、派手ではないけど美しく、スタイルがとても良いことも再確認しました。

 先日よりは、緊張した様子がなく、終始笑顔で、今日家庭科の実習で作ったというクッキーまでいただいてしまいました。

 問診により、痛みは消えたことこと、他に具合は悪くならなかったことを確認しました。

 センターでの診察体験は彼女にとって初めての羞恥に満ちたものだったでしょう。

 しかし、何よりも、彼女の夏の白いセーラー服姿と前日の彼女の診察姿のコントラストは、私に、さらに性的興奮を覚えさせるものでした。

 以後、こんなに若くて、きれいで、男性を喜ばせるためにあるかのような(表現が不適切なことをお許しください。でも正直なところ本当にそう感じたのです。)艶やかな身体に出会ったことはありません。

 彼女が、今では処女を失い、性の喜びを感じさせてくれる男性に出会っているのかと思うと、その男性に強い嫉妬心を感じずにはいられません。


完結



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