体験談『咲くころ』





チョコレート作




第4話


彼とは今夜のことを話し合っていた。彼は初めての日に全部欲しいと言っていた。彼はセックスに恐怖心を抱いていたわたしにいろいろと教えてくれた。彼とのセックスが処女喪失じゃなかったが、初めての時は好奇心で同い年の男性とラブホに行ったがふたりとも学生だったのでお金もなくて何十分何千円のせかせかしたセックスで恥ずかしさと怖さでガチガチなまま終わってしまった。

彼はそんなわたしの話を聞いていろいろと教えてくれて、「全部」の意味も知った。

聞いた時は嫌がった。彼は自分でもあきれるほどセックス好きで、嫉妬深くて、わたしが浮気しないと言っても納得できないようで、自分を叩き込んで浮気できないようにしようと言うことだった。彼の切実なる思いに根負けして全部あげるしかないと思ったのだった。彼はもちろん喜んだ。



わたしはのろのろと体を起こして頭はベッドにくっつけるようにして、お尻を高く持ち上げた。恥ずかしさはかなり減ってきていた。彼はその間にコンドームとローションを取りに行った。わたしのお尻の前に座って、アナルを舐め始めた。舌をアナルの中に入れたりしてくる。わたしは未知の感触に気持ち良くなってきて息が荒くなってきた。彼は唇を離すとローションをたらしてゆっくり指を入れてくる。指通りが良くなるように時間をかけて出し入れしている。ほぐれてきたのか、彼はコンドームをつけ、腰を上げてローションを太いモノにたっぷりたらし、お尻の中に入れてきた。わたしは、我慢できずにうめいていた。きついところに少しずつ入ってくる。少し入れるとそこで上下に動いた。そうやって繰り返して中に入ってくる。「ココアちゃん、気持ち良いよ、痛いの少し我慢してね」彼が言っているが、わたしは衝撃で頭がいっぱいになっていた。



だんだんと奥まで入ってゆく。わたしは、半泣きの声を上げながら耐えていた。彼は奥まで入れては上下に動かした。彼も声が上がっていて、気持ち良い様だった。

彼はいきそうになってお尻から離れて射精した。



彼はコンドームを捨てるとティッシュでわたしの尻と自分の物を拭き、わたしを仰向けに寝かせて隣に寝転び、わたしを抱き寄せた。「ココアちゃん、ありがとう、慣れていけば気持ち良くなってくるからね、一緒に暮らしたら毎日しようね。もっと気持ち良くしてあげるよ」わたしはお尻と子宮がじんじんとしていたが、彼が幸せそうな笑顔でわたしを見ているのを見て、嬉しかったので、「うん」とうなずいた。

わたしはこころが満たされて、彼の腕の中でうとうとしてきた。彼はわたしの髪をなでたり体を撫でたりしながらわたしをじっと見つめている。「ココアちゃん、おやすみ」彼が言ったのを聞きながら深い眠りに落ちていった。
















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