ファンタジー官能小説『セクスカリバー』

Shyrock 作



<第7章「五輪の赤い薔薇」目次>

第7章「五輪の赤い薔薇」 第1話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第2話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第3話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第4話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第5話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第6話
第7章「五輪の赤い薔薇」 第7話(予定)



<シャムたちの現在の体力&魔力データ>

シャム 勇者 HP 170/260 MP 0/0
イヴ 神官 HP 130/210 MP 40/210
モエモエ 魔導師 HP 100/160 MP 90/230
キュー ワルキューレ HP150/250 MP 40/40
エリカ ウンディーネ女王 HP20/180 MP 240/240
ヒトミ 踊り子 HP 130/230 MP 0/0
スンダーラ ゴブリン族長 HP150/220 MP 30/50

⚔⚔⚔



第7章「五輪の赤い薔薇」 第1話

 モエモエが重傷のエリカや傷ついた仲間たちの体力や魔力を回復する方法を思いついたようだ。

「どんな方法?」

 窮地に陥っていたシャムたちはモエモエの言葉に耳を傾けた。

「最初にイヴさんの残り少ないMPでシャムとスンダーラ族長など男性陣のHPを回復するの。でも問題はここから。女性は5人いて全員が傷を負っている。イヴさんのヒール魔法と薬草類だけでは全員回復するのは無理だよね。さてここでシャム! あなたの出番よ! ここはシャムのオチ〇チンに大活躍してもらうの~!」
「え~? それは嬉しいことを言ってくれるね~! でもいくらおいらのオチ〇チンが元気と言っても、まとめて5人の女性にチンヒールをかけるのは無理だよ~」
「いいえ! シャムの強靭なオチ〇チンなら5人ぐらいへっちゃらです! 勇者どの!」
「いやあ~、そうかな~? エヘヘヘヘ、おいらがんばってみようかな~?」

 蚊の鳴くような声でつぶやくイヴ。

(おだてるとすぐに調子に乗るのがシャムの特徴。モエモエちゃんは彼の弱点を見抜いている……恐るべし、モエモエちゃんの洞察力……)
「ん?イヴ、何か言ったか?」
「いいえ、何も」

 モエモエが言葉をつづける。

「確かにシャムがいうとおり、いくらシャムのオチ〇チンが強靭といっても短時間で5人の女性とエッチ……じゃなくて、チンヒールは無理だと思うの。でもね、女神チルさまはこのようにおっしゃってたわ~」

(チル女神のセリフを再掲)

『(前文省略)挿しこんでもらうだけなら50%の回復。さらにシャムの白いシロップを体内に注いでもらうと80%まで回復するんです。さらに! それだけじゃないんです! 女のコがイッちゃうと……何と! 100%回復するんです! だから女のコは同じ挿してもらうにしても、イった方が得ということになるんです。 うえ~ん、誰じゃ! こんな超恥ずかしい説明を私にさせるようなシナリオを書いた無礼者は!』

 モエモエがチル女神の台詞を正確に再現したとき、イヴがぽろりとつぶやいた。

「あのぅ、モエモエちゃん? 最後の『うえ~ん』以降は改めて再掲しなくていいと思うんだけど」
「あははは~、そうだね~、載せなくてもいいよね~♪」
「にゃっ、でも臨場感が出ていいと思うんだけど」
「キューちゃん、ありがとう♪」

 イヴが話をまとめる。

「要するに、女の子がイキさえすれば100%回復するのね~! だからシャムには5人の女性がイクまで自身は射精しないで、がんばってもらいましょう~!」
「え~!? 5人の女性にチンヒールを掛けてる途中でおいらはイッちゃダメなの? そりゃちびしいな~!」
「にゃ? ちびしい? 『きびしい』ではないの?」

 イヴが真顔で答える。

「実はシャムの出身地のロマンチーノ地方ではそういう人が多いの」

 チンヒールの話題に集中しているさなか、事情がよく飲み込めないヒトミが首をひねっている。

「あのぅ、お話し中にごめんなさい。チンヒールって何なの? それってシャムだけが使える魔法なの?」
「にゅう? そうか、ヒトミちゃんは知らなくて当然だよね。イヴさん、説明してあげて」
「ええ~? 私が~? 説明するの~? や~ん! 私は無理だよ。キューちゃんに任せるわ~」
「私が説明するの? にゃっ! モエモエちゃん、あなたに任せるわ!」
「きゃあ~、私に回って来た~! 恥ずかしいな~♪」

 口ごもってなかなか肝心なことを話そうとしない3人の女性たち。
 女性たちの空気感からヒトミの『チンヒール』への関心が一際高まった。

「ねぇねぇ、チンヒールってそんなにすごいものなの?」
「すごいのなんのって、そりゃもう……うふふ♪」

 説明役を引き受けたモエモエが恥じらいながらヒトミに説明を始めた。

 イヴとキューが声を潜めて何やら話している。

「ね? やっぱりあの夜、モエモエちゃんはシャムとジュプジュプしてたのよ~」
「にゃっ、やっぱりジュプジュプしてたんだ~! むっ!」

 イヴとキューがそんな会話を交わしているとはつゆ知らず、モエモエはヒトミに対し熱心にチンヒールの意味を説明していた。

「シャムの使うチンヒールってね、魔法というよりも特殊能力と言ったほうがいいかもね♪」
「へ~! それで?」
「対象は女の子だけなんだけどね……や~ん、恥ずかしくてもうこれ以上話せないよ~」
「モエモエちゃん、その先をちゃんと話してくれなきゃければ分からないよ~」
「え~い、思い切って全部言っちゃえ。大きくなったシャムのアレを女子のアソコにジュプジュプと挿し込んでもらうとね、HPやMPが一気に回復するのよ~! や~ん! とうとう言っちゃったよ~♪」

 モエモエは説明が終わった頃、顔をひどく紅潮させ、羞恥に満ちた表情で視線を床に落とした。
 それでも好奇心に火が点いたヒトミの質問は終終わることがない。

「『シャムのアレ』ってなに? それと『女の子のアソコ』ってどこ?」
「もう~! ヒトミちゃんってもしかしてカマボコ~!? じゃなくてカマトト~!? そんなこと恥ずかしく言えるわけないじゃないの~!」

 それでもヒトミはツッコミは止まらない。

「要するに、エッチをするってことね?」

 ズデンッ!

 天然ともいえるヒトミのおとぼけぶりに、モエモエは思わずずっこけた。



第7章「五輪の赤い薔薇」 第2話

 モエモエが起き上がりながらヒトミに語りかける。

「確かにチンヒールってエッチをするんだけど、ラヴとは違って戦士のケガの治療が目的なの。つまりヒール魔法と同じ行為ってことなの。分かるかな?」
「うん、分かるよ。ってことは私もその治療を受けられるってことね?」
「ヒトミちゃんもケガをしているからきっと受けられるよ♪」
「にゃっ、シャム~! それじゃ早速女の子全員に治療をしてあげて~!」
「よし来た! おいらに任せろ~!」
「ちょっと待った。その前に……」

 女性たちの治療を行なう前に、イヴが残りの貴重なMPを使ってシャムとズンダーラのケガの治療を行なうことになった。
 シャムには今から獅子奮迅の働きをしてもらわなければならないし、ズンダーラも怪我を負っているので手当てが必要だ。

 シャムとズンダーラにヒール魔法をかけて二人の体力が回復した頃、キューが一つの提案を行なった。

「にゅ~、こんな殺伐とした地下牢でチンヒールしてもらうのはちょっと気が進まないの。できればもっと良い場所にしない? 館主バリキンソンはつまらない男だったけど、立派な建物なのできっと大きなお風呂があるんじゃないかな? シャムも5人の女性を相手にするんだから、かなり体力を使うことになると思うし、お風呂で身体を癒しながらというのもいいんじゃないかな?」
「私は賛成だわ」
「お風呂に入りたい~♪ でも小さなお風呂だったりして?」
「余興の合間に館内を散策したんだけど、すごく立派なお風呂があったわ。それはまるで古代ローマ時代のテルマエ(大浴場)のような豪華なお風呂だったわ!」
「テルマエのようなお風呂ならチンヒールなしでも私のMPが回復するかも知れないわ……」
「ええ~? おいらのチンヒールがいらないってことか~?」
「冗談よ、お風呂は疲労回復にはなるけど、HP・MP回復効果はないわ。やっぱりチンヒールは絶対に必要なの!」
「さすがイヴ、いいことを言うじゃん!」
「にゃっ! そうと決まれば早くお風呂に行こうよ~!」

 そのときイヴはスンダーラに一つの依頼をした。

「スンダーラ族長、大変厚かましいのですが一つ頼みごとがあります。今から女性たちがお風呂でシャムに回復治療をしてもらうのですが、治療の間、お風呂の外で見張り番をお願いできないでしょうか?」
「おやすいご用です。しっかりと見張っていますから、心置きなく治療に専念してください」
「受けてもらえるのですか!? ありがとうございます! スンダーラ族長には寂しい思いをさせますが、どうかお許しください」

 治療行為とはいっても男女が睦まじい行為をすることに変わりはない。イヴはチンヒール中、外で見張りをしてくれるスンダーラに対して感謝するとともに心が痛んだ。
 ところがスンダーラから思いがけない言葉が返ってきた。

「私にお気遣いは無用です。チンヒールが治療目的であることは理解しております。それにもう一つ申し上げておくと、私たちゴブリンの男性は基本的にゴブリンの女性としか交わらない習性があります。つまり人間の女性の皆さんには淫らな気持ちは持ちません。ただしゴブリン以外の女性に面白半分で手を出すよこしまな輩もいないわけではありませんがね、でもほんの一部です」
「人間だって善人もいれば悪人もいますからね。それはどんな生物でも同じだと思います。いずれにしてもスンダーラ族長が律儀な方だということはよく分かりました」

「悪いな~族長! じゃあ見張り頼むな~! みんな~今から風呂へ行くぞ~!」

 シャムを先頭に、そのすぐ後ろをイヴとキューがエリカに肩を貸して進み、さらにその後ろからモエモエとヒトミが付いていく。

「にゃっ、何かワクワクするな~」
「でも治療の場面をイヴさんや他の女性たちに見られるって何か照れるな~」
「ヒトミ的には胸がドキドキ~。まるで初めてエッチした時みたい~」
「ふ~ん、ヒトミちゃんはもう初体験を済ませているのね。じゃあ大丈夫ね?」
「うん、たぶん。あの時は痛かったけど、今回2回目だしね」
「え~! その人とたった1回しかしてないの?」
「そうなの……」

 ヒトミの顔が急に曇りだし、涙がポロリとこぼれ落ちた。
 これにはモエモエも驚き、そっとヒトミに尋ねてみた。

「もしかしていけないこと聞いちゃったかな?」
「グスン……いいの。その人ね、魔物と戦って死んじゃったの……」
「そうだったんの……ごめんね、辛いことを思い出させてしまったね」
「グスン……大丈夫よ。彼はとても勇敢な兵士だったの」
「どこのお城だったの?」
「ムーンサルト城の兵士だったの。お城は魔物に滅ぼされ全滅したらしいの……」

 そのとき前を進んでいたシャムが振り返りヒトミに尋ねた。

「ムーンサルト城だって!? ヒトミちゃん、その城のお姫さまがどうなったか知らないか!?」
「お姫さま? ごめんね、よく知らないの。私ね、彼を探しに城に行くと、城の中はまだ火がくすぶってた。建物は焼けて兵士は……ううう……もう話せないわ……。とにかく酷い状態だった……あんな場所にはとても長くいられなかった……だからお姫さまのことも知らないの。ごめんね」
「そうだったんだ……ヒトミちゃん、辛いことを思い出させたな。すまん」

 イヴがシャムに目配せをして小声でささやいた。

「残念だけど、ユマ姫はたぶんもう……」
「いや、そんなことはない。きっとどこかで生きているはずだ。きっと……」
「そうね、無事を信じるわ」

 暗然とした面持ちのシャムであったが、大浴場を見つけるとにわかに表情が一変した。



第7章「五輪の赤い薔薇」 第3話

「なんと! バリキンソンはこんな立派な大浴場を使ってたんだ! おいらが入れるのは宿屋の粗末なバスだというのに」
「よく言うわ。シャムが使っていたロマンチーノ城のお風呂も豪華だったじゃないの、美女をいっぱい侍らせて。このスケベー王子が!」
「イヴ、この期に及んで城の話はやめてくれよ。ロマンチーノ城のことはイヴ以外知らないんだから」
「そうだね、ごめんね。それにしても広々とした大理石造りで、窓にはステンドグラスが美しいわ。早く入りたい」

 浴槽は3つあって一番大きな中央の浴槽は円形になっており直径が10メートルほどある。言うならばまるで小型のプールといったところであろうか。
 天然温泉なのか彫刻のライオンの口からは絶え間なく湯が注がれ、浴槽には湯が満々とたたえられていた。

 大浴場の隅に脱衣場があったので、シャムたちはそこで装備を外し衣服を脱ぐことにした。
 真っ先にシャムが脱ぎ終わり、そそくさと大浴場に入っていった。
 だがさすがに女性たちはお互いを意識しながら、ためらいがちに脱ぎ始めていた。
 衰弱しているエリカの脱衣にはイヴたちが手を貸してやった。
 エリカの脱衣が終わると、つづいてイヴ、モエモエ、キュー、ヒトミたちも次々にあでやかな肌を晒した。
 女性5人はタイプこそ違うが、いずれ劣らぬ美女ぞろいといえる。
 まるで花畑が一気に開花したような秀麗さと彩りに包まれていた。
 彼女たちはシャムを追いかけ大浴場へと向かっていった。

 すらりと背が高くスリムな体型を誇るイヴは、小ぶりだが美しいお椀型の乳房をがまぶしく映る。
 そのイヴに支えられながら歩を進めるのが、透き通った白い肌と豊かな乳房が魅力のエリカ。
 小柄だがよく引き締まった体型のモエモエはメンバー1の豊満な乳房の持ち主。
 まだまだ少女体型のヒトミだが健康的な褐色の肌が妙な色香を醸し出している。
 鍛え抜かれた見事なボディは天翔ける戦乙女、その名はワルキューレキュー。

 女性たちが大浴場に着いたとき、湯気が立ち込めていてシャムの姿が見えなかった。

「お~い! こっちだぞ~!」

 シャムの呼ぶ声がした。
 声に導かれるように女性たちは進む。
 まもなく湯気の向こうに人影が見えてきた。
 シャムだ。
 次第にシャムの姿が鮮明になっていく。

「シャム~!」

 やがて女性たちの視界にはっきりシャムを捉えることができた。
 シャムは爛々と目を輝かせている。
 それもそのはず『全裸の美女5人』という超ご馳走を前にして不機嫌になる男などおそらくいないだろう。
 シャムは美女5人のなまめかしい肢体に圧倒されたのか絶句してしまった。
 しばらくは美の競演をうっとりと眺めていたシャムであったが、やがて我に返り彼女たちに語りかけた。

「じゃあ今からチンヒールをかけるから、みんな大浴槽に入って~」

 5人の美女たちは円形の大浴槽の周囲に散らばり、ゆっくりとかかり湯を済ませると思い思いに湯に入っていく。
 少し緊張気味のようで珍しく言葉少なだ。
 5人が湯に浸かったのを見計らって、シャムはチンヒールをかける順番を説明した。

「HPの最も少ない女性から順番にチンヒールを掛けようと思うんだ。いいかな?」
「いいわよ~! すべてシャムに任せるわ」
「どんな順番になるのかな♪」
「にゅ~、ドキドキしてきたよ~」
「ヒトミ的にはチンヒールが初めてなのでお手柔らかにお願いします」
「治療よろしくお願いします……」

「HPの残り少ない順にいうと、エリカ残11、ヒトミ残80、キュー残90、モエモエ残100、イヴ残130。ってことになるんだ。エリカは一番体力を消耗しているから一番先な。他の子たちはお湯で身体を癒しながら待ってて」
「は~い、私は5人目ね」「りょうかい~♪」「にゃっ、分かった!」「初めてのチンヒールに胸がときめくぅ」

 エリカだけが中央に残り、ほかの4人はシャムを取り囲むようにほぼ等間隔で湯に浸かった。

「私はこの場所でいいのですか?」
「うん、いいよ」
「チンヒールがどのようなものかは、イヴさんからだいたい聞きましたが、ほかの女の子たちが見ている前でするのはかなり恥かしいですね」
「セックスじゃなくて治療と思えばいいんだよ」
「理屈では分かっているのですが、それでもやっぱり恥ずかしいです」

 シャムとエリカのチンヒールを見守る女性たち。
 やはり気持ちが高ぶるのか、重苦しい空気を打ち破ろうとお互いに話しかける。

「私は2番目だから次ね。ああ~ドキドキする~」
「にゅう~、私は3番目か。みんなが見ている前でするのは恥かしいけど、すごく萌える~」
「私は4番目か♪ もしかしたらキューちゃんって、見られて燃え上がる性格かもしれないね」
「私は5番目だけど、シャムだいじょうぶかな? 彼の底なしのパワーは承知しているけど、魅力的な女の子ばかりなのでちょっと心配だわ」
「確かに心配だね♪ もしかしたら私までシャムが元気で、イヴさんの番が回ってきたとき全然起たなかったりして」
「モエモエちゃん、どうしてそんな意地悪をいうのかな?」
「イヴさん、怒らないで。冗談だよ」

「じゃあ、エリカ、チンヒール行くぞ~!」



第7章「五輪の赤い薔薇」 第4話

「はい、お願いします。でも皆さんがこちらに注目しているので、ちょっと恥ずかしいですわ」
「じゃあ、こうしよう。お~い、みんな! エリカのチンヒール中、しばらくの間こっちを向かないでくれるかな~? 終わったら声をかけるから」
「うん、私は身体を洗っているから気にしなくていいよ」
「にゃっ、振り返らないようにするから心配しないで」
「私は湯船に浸かりながら、うたた寝をしているから気にしないで♪」
「ヒトミ的には筋トレに夢中~」

 シャムの呼びかけに女性4人は応えてくれた。
 いくら治療目的とはいっても、あられもない姿を他人には見せたくないものだ。
 つい先程まで賑やかだった大浴場が急に静まり返った。
 沈黙の中で緊張感が高まる。

 バシャバシャ……

 水音とともにシャムは立位のエリカの背後に移動した。
 完成された女の流線美とほの白い肌が男の五感を刺激する。
 立位のままそっとキスを交わすとシャムは手始めに耳たぶを甘噛みして刺激を与えていく。

「ん、んぁっ……」

 ダメージを負い体力の乏しいエリカはシャムから与えられる快感に身を委ねている。
 シャムの手は胸元を円を描くように撫でる。

「恥ずかしいから、あんまり見ないでください……」
「どうして? エリカのきれいな裸をみたら、おいらどんどん元気になるから」
「もうすっかり元気になってると思うのですが」

 エリカはそうささやくとクスっと笑った。
 
「エリカのおっぱいは立派だしきれいだ」

 シャムの熱いまなざしでじっと見つめられると、目で犯されているような気分になる。

「エリカ、おまえを元気いっぱいにしてやるからな」
「はい、楽しみにしています」

 首筋を甘噛みしながら、シャムの左手は乳房を下から持ち上げるように揉みしだく。

「ああっ……シャム……」

 エリカと向かい合ったシャムはそっと抱き寄せディープキスをしながら、指がそっと亀裂をなぞる。
 エリカの腰がピクリと反応する。

 クニュクニュクニュ……

「あぁん……」

 甘ったるい声を漏らすエリカ。

「あれ?」
「どうかしましたか?」
「エリカ、クリトリスがピカピカと輝いているじゃないか」
「はい、そうなのです。侍女も私の身体を洗いながら不思議がっていました。『もしかしたら女王様は神様の生まれ変わりじゃないか?』だなんて冗談をいうのですよ。ふつう女性のアソコは光っていないものなのですか?」
「うん、光ってないよ。城でいっしょに入浴した女性たちも全員ピンク色だったもの」
「へ~? シャムさんは女性たちといっしょにお風呂に入ってたのですか?」
「うん、侍女たちとね」
「いつも変なことしていたのではありませんか?」
「そりゃ毎晩あんなことやこんなことをしていたものだよ~! はにゃ? 今はおいらのことはどうでもいいんだよ~。それよりエリカも光っているので驚いたよ~」
「エリカもって? ということは他にも光っている女性がいるのですね?」
「うん、いるよ~。仲間のイヴ、モエモエ、キュー、それとアリサという子も光っていたんだ。うん? ヒトミはどうなんだろう? 後から調べなきゃ」
「なんと~~~! イヴさんも、モエモエさんも、キューさんも光っているのですか!? 驚きました~! どうしてシャムの周りにはそんな珍しい女の子たちが集まるのですか? もしかしたらシャムさんには変態な収集癖があるとか……」
「おいらが集めているわけじゃないよ。偶然なんだ」
「偶然ですか……? もしかしたらこれは何かの暗示かもしれませんね」
「暗示? どんな?」
「それは私にも分かりませんわ。あのぅ、それはそうと、早くチンヒールをかけてくれませんか?」
「ははは、そうだったな! じゃあ、エリカ、始めるよ」

 シャムは改めてエリカの亀裂を指でいじり始めた。

 ゴニョゴニョゴニョ……

「あぁん……」

 かなり感じやすい体質のようでエリカのそこはすぐに潤い始めた。

 クチョクチョ……

 周囲の女性たちは無関心な表情をよそおってはいるが、静けさの中で響く粘着音が気になって仕方がない。

(わぁ、こんな近くで他人のエッチを見るのは初めてだ~。興奮しちゃう!)
 
 ヒトミはシャムとエリカの行為を「あれは治療なんだ」と自身に言い聞かせ、覗き見したい衝動をぐっとこらえた。

 ペチョペチョペチョ……

(あっ、シャムが屈んでエリカさんのアソコを舐め始めたみたい。やだわ、こっちまでジンジンしてきた……)

 イヴは腰をモゾモゾさせて、たかぶる気持ちを懸命に耐えている。

(にゃっ、エリカさんが舐められてる~。私も早く舐めてほしいな~)

 キューは我慢できなくて、シャムとエリカがいるほうをちらっと覗いてしまった。

(にゅう~! すごい! シャムのオチ〇チンが三日月のように反りかえっている~!)

 モエモエは……

(やん♪ エッチな音が聞こえてくるよ~。少しだけでいいので見てみようかな~)

 うたた寝をしているように装ってはいるが、実は薄目を開けてシャムたちの様子を眺め、ごくりと生唾を呑みこむと下半身に指を滑り込ませていた。

 エリカの花びらはすでに十分潤っていた。
 シャムは彼女の体力を考慮して、愛撫もほどほどに早めにチンヒールを開始することにした。
 立位のままいきり立った肉柱がエリカの花びらにピタリと触れた。



つづく




第6章へ


ウンディーネ・エリカ


踊り子・ヒトミ











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