傷つけて 傷つけられて
罵って 罵られて
裏切って 裏切られて
物語がそんなエピローグになろうとは
誰が予測しただろうか
だけどそれが真実
蒼天を見上げると
雲間にポツンと浮かんでいる
美しい想い出の城
そんなに遠い昔ではないのに
遥か彼方のように思えて
傷つけて 傷つけられて
欺いて 欺かれて
悲しいけれど それが現実
人の心は所詮羽根のようなもの
フンワリフンワリ
風の吹きようでどこかに飛んで行く
夜空を見上げれば
燦然と輝く想い出と言う名の星たち
色あせることなくいつまでも煌いて
我が命尽きるまで
変わることなく
それもまた真実