なんじ上になりて
長き髪を獅子の如く振り乱し
わが怒張せしものを
その紅き唇に頬張らん
なんじの瞳は われを射る

われもまたなんじが股間に顔を埋めん
豊かなる白き桃を割りて
紅き亀裂に舌端を届けんと
蜜壷は わが宝かな

ふたりが逆さになりせば
互いの懇望を充足せしこと
これ叶わん

六十九なる艶姿
寸刻のひととき

なんじ感極まりしときに発する
歓喜の一声
耳底に刻まんがため
熱き夜はありて

ああ 黄昏月よ



























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