サチ トイレでLOVE

Shyrock作


本編はフィクションです







第1話


 世間では俺のことをロリコンと呼ぶかも知れないけれど、俺は別に構わないんだ。
 だって俺は今16歳で高校2年生のサチのこと、遊びじゃなくて真剣に惚れているんだから。
 サチは28歳の俺と一周り違うが、恋愛に歳なんて関係ないと思うんだ。
 お互いに好き合っていればそれでいいのだから。
 桜がほころぶ頃、俺が働いていた店にサチがアルバイトに来たことが切っ掛けだった。
 その後2人は急速に親密さを深め、週に2、3回会って、夕飯の後は必ずといって良いほどセックスに耽っていた。
 会う時間が遅くなった時は、コンビニで弁当を買ってそのままラブホにしけこんだこともあった。
 俺はそれほどサチに夢中になっていたし、サチもまた俺のことが好きでたまらなくて俺といっしょにいるのが楽しくて仕方がない様子だった。

 10月になって、サチが通う高校の文化祭へ俺といっしょに行きたいと言ってきた。
 だけど28歳にもなって高校の文化祭に行くことが恥ずかしく思えたので一度は断ったが、サチの悲しそうな顔を見て可哀相に思い、仕方なくいっしょに文化祭へ行くことになった。

 サチの話だと、文化祭には親兄弟、友だち、彼氏等を呼び、多くの人に楽しんでもらおうと言うのが学校側の趣旨のようであった。

「サチ、俺を彼氏ってことで誘ってくれたのか?それとも兄貴ってことにしておかないといけないのか?」
「え?もちろん彼氏だよ」
「そうか」

 サチは迷うことなくさらりとそう答え屈託ない笑顔を見せた。
 笑顔を見ていると、どこから見てもまだ無邪気な少女だ。
 でも俺とベッドで過ごすとどうしてあんなに大人びて見えるのだろうか。
 女って不思議な生き物だなって俺は思った。

 文化祭では劇を観たり、バンド演奏を聴いたり、サチの友人がやっている教室カフェに行ってみたり、俺はまるで高校時代にワープしてしまったかのような懐かしい気分を味わうことができた。

 それにしてもサチは制服が良く似合ってる。
 紺色のブレザーにミニのプリーツスカート、そして中は白いシャツ。足元は紺色のハイソックスに茶色のローファー。
 サチのそんな姿を見てムラムラするようになってから、俺は自分自身が制服フェチであることをようやく理解するようになった。
 サチは快く思わないかも知れないが、私服よりも制服姿の方が感情が昂ぶってしまう。
 そんな自分に少し嫌気が差したことがあったが、しかしそれは嘘偽りのない俺の素顔であった。

 サチが通っている神聖な学校の中でしかも文化祭の真っ最中だと言うのに、俺の淫らな欲望は沸々とたぎり始めていた。
 サチはまだ幼いが勘がいいのでそんな俺の気持ちを早くも察していた。

 サチの目が少し潤んで見えた。
 女性は上気してくると自然と瞳が潤んでくるものだ。
 涙とはまったく違う。

(もしかしたらアソコも潤んでるのかな?)

 等と想像しながら、俺はサチの耳元で小さくささやいた。

「エッチしたい」

 サチは、

「ここ、学校だし・・・」

 とそっけなく返してきた。

「それもそうだなぁ」

 俺はちょっと残念そうにつぶやき、止めてた足を再び動かし始めると、
 サチは、

「私、トイレに行きたい・・・」

 と言って来た。
 てっきり廊下の突き当たりにあるトイレに行くのかと思っていたら、

「ここ混んでるし・・・。体育館のトイレの方が空いてるかも・・・」

 と言い出した。

「体育館のトイレ?」
「うん、これだけ人が多いとここのトイレはきっと混んでると思うの。体育館は改装工事予定とかで今年はイベントもないから、トイレはきっと空いてると思うの」
「そうなんだ」

 俺達は人が多い校舎から離れ、体育館へと向かった。



第2話


 体育館に着くとサチは俺を体育館の裏側にあるトイレへ案内した。
 サチが言うとおり、表の喧騒とは打って変わりここだけが別世界かのように静まり返っている。
 サチはそそくさと1人で女子トイレへと入って行った。
 俺がためらっていると、サチは俺も直ぐに来るように手招きをしている。
 トイレは掃除がよく行き届いているようで、意外にきれいな空間だった。
 トイレは洋式が3つ、和式が2つあったが、俺達は辺りを見回しながら洋式便所に入った。

 個室に入ると2人はいきなりキスをした。
 俺はむさぼるようにサチの唇を求める。
 サチも情熱的にキスを返してくる。
 サチを抱き寄せ唇を重ねながら、俺の手はサチの太股をまさぐった。スカートの中に手をこじ入れ、パンティ越しに秘所をなぞってみた。
 秘所はすでにじっとりと潤っている。
 その日サチが穿いていたパンティは白だった。
 俺の勝手な思い込みかも知れないが、女子高生には白の無地が良く似合う。

 ジャケットはそのままにして、ブラウスのボタンを外していく。
 こんな場面ではボタンを外す手間すらもどかしく思えてくる。
 パンティと上下お揃えのブラジャーが眩しく感じられた。
 少し強引にブラジャーをずらしてみた。
 胸は歳の割にはすでに成熟していると言える。
 てのひらにどっしりとした量感が伝わってくる。
 俺の指は無意識にサチの乳首を弄んでいる。
 サチの唇から喘ぎ声がこぼれた。
 もし誰か入ってきたら、かなりやばい。
 そんな緊張感の中での営みがむしろ気分を高揚させていく。

 スカートを剥ぎ取るまでは良かったが、置き場所に困り果てる。
 扉のフックに気づいた俺は、無造作にスカートを引っ掛けた。
 サチは上半身は乱れた着衣のままだが、下半身はパンティ1枚になってしまった。
 そんな淫らな姿が俺の劣情をさらに煽りたてる。
 俺も急いでズボンを脱ぎスカートの上から引っ掛ける。

 俺から頼むまでもなくサチは自分から屈みこみ俺の股間に顔を埋めた。
 ジュポジュポと嫌らしい音が響く。

(うっ・・・)

 俺の物体はサチの口の中で早くも成長を遂げていく。
 反り返った竿を美味そうに咥えているサチの顔を見ていると、急にいとおしくなって髪を優しく撫でた。

(俺も早くサチが欲しい・・・)

 激しい欲望が身体の中を走り抜ける。
 無言の内に攻め手と守り手が選手交代する。
 サチはトイレのロータンクを支えにして、尻を俺のほうに向けた。
 白いパンティをゆっくりと膝までずらす。
 まもなく丸い白桃のような双臀が目前に現われた。
 俺はゴクリと生唾を飲む。
 双臀の中央に潜む花芯に口を近づけた。

「あっ・・・」

 少女の香りがムンムンと漂ってくる。

(ベチョッ・・・)

 舌が双臀のはざまに滑り込む。

(ベチョベチョベチョ・・・)

「ああぁ~!」

 舌はこそぐように回転を始めた。

「ああぁぁぁぁぁ~!」



第3話


 こういう場所だとじっくり攻めるなんてことはとてもできない。
 誰か来ないかと気掛かりだし、つい気持ちが逸ってしまう。

 愛撫はそこそこにして、サチと合体することにした。
 狭いトイレだと立ちバックしかない。
 サチはプリプリとした若鮎のような尻をこっちに向けて、俺の挿入を待ち焦がれている。

(グニュ・・・ズチュッ!)

「あぁ・・・」

 サチが思わず声を漏らした。

「声をひそめて」
「う、うん・・・」

 コンドームを準備していなかったのでそのまま挿入してしまった。

(ちょっとヤバいけど、まあいいか。もし出来たら責任取りゃいいんだから)

 男性経験の少ない少女の肉道はさすがに窮屈だ。
 だがその狭さがむしろ快感といえる。
 それに学校のトイレという禁断の場所で、制服姿の女子高生とエッチなことをするって実に爽快だ。

(ズンズンズン!ズンズンズン!)

「あぁ~・・・」

 誰か来るんじゃないか・・・もし来たらきっと気づかれるだろう。
 そんな緊張感が激しい興奮へといざなっていく。

 俺はローリングを速めた。
 サチはロータンクに両肘をつき、俺の猛攻撃に懸命に堪えている。
 身体中の血流が一箇所に集中するような感覚に襲われた。

(こりゃ、やばい!)

 俺は慌てて抜き取りサチの口に咥えさせた。
 サチの口の中の怒張したモノがビクンと脈を打ち、ついにさく裂してしまった。

(ドドド、ドピュ~~~ン!!ドクドクドク~)

 サチは液体を口に貯めようとしたが、大量の液体は堪えきれずサチの唇からあふれ出してしまった。
 サチの唇をティっシュで拭ってやり、口に溜まったものを吐き出させた。

「うっ・・・(ゴクリ)」
「ん?飲んでしまったのか?」
「うん、ちょっとだけ」
「うまくないだろう?吐き出せよ」
「おいちい」
「バカ」

 冷や冷やしながらだったが、綱渡りのようなエッチを始めてから終わるまでの間、猫の子一匹来ることはなかった。
 みんな文化祭の方に目が向いているから、イベントのない体育館など来ることはないのだろう。

 サチと俺は慎重にドアを開いて、誰もいないことを確認しつつ、何事もなかったかのように体育館のトイレを後にした。
 文化祭会場へ戻ってみるとパントマイムを演じる生徒の前に黒山の人だかりができていた。
 サチは再び屈託のない笑みに溢れていた。
















自作小説トップ

トップページ




inserted by FC2 system