官能小説『NOA 鍵(改)』

Shyrock作

第4話



第4話

(ズンズンズンズン、ズンズンズンズン)

「はぁぁぁぁぁぁ~~~~~あああああああ~~~~~」

(ズンズンズンズン、ズンズンズンズン)

「いやぁぁぁぁぁ~~~ん……ふはぁぁぁぁ~~~~~……あぁぁぁぁぁ~~~~~」

 怒張した肉柱は亀裂に食い込みリズミカルに律動する。
 蜜壷がしっかりと俺を咥え込み、ぐいぐいと締め付けてくる。
 すごく膣圧の強い女だ。
 まるで単体の生き物が蠢動しているかのように思えてくる。
 俺は絡みつく襞を押し分け、奥へ奥へと捻じ込んでいく。
 抱えた女の両脚をさらに女の顔寄りに折畳みまるで海老のように屈曲させた。
 そして激しく突く。
 反り返った竿で奥深くえぐる。

(ズッコンズッコンズッコンズッコン!)

「ひゃあああああああ~~~……ふふぁあああああ~~~~~……あああああああ~~~~~」
「はぁはぁはぁはぁはぁ~」

 狭い亀裂からは蜜が洪水のように溢れ出し十分に潤滑油の役目を果たしていた。

「ああ、いい、いい~、すごくいい~……はぁぁぁぁぁぁ~~~~~」

 今にも泣き出しそうな切ない声が男を一層奮い立たせる。
 女の喘ぎ声は男にとって最高の媚薬だ。
 俺の肉柱は女の中でひときわ大きく羽ばたいた。

 膝を折り曲げた屈曲スタイルで女を激しく攻め立てる。

(ズッチョンズッチョンズッチョンズッチョン!)

「はああああああ~~~すご~~~~ぃ~~~~!ひゃあああああああ~~~~~~!」
「はぁはぁはぁはぁはぁ、はぁはぁはぁはぁはぁ~」
「もっと~もっと~もっとめちゃめちゃにしてぇ~~~」
「はぁはぁはぁはぁはぁ~」

 俺は突き立てた肉柱に旋回を加えた。

(グリュン、グリュン、グリュン~~~)

「ああっ!すご~~~~~ぉ~~~!あぁ!いい~~~~ぃぃぃぃぃぃ~~~~~!」

(グリュン、グリュン、グリュン、グリュン、グリュン~~~)

 蜜壷を激しくかき回す。

「ふはぁああああああ~~~、はぁああああああ~~~~~~~!」

 長時間屈曲位で攻め続けると、さすがに女もきついのか、体位を変えて欲しいと俺にせがんできた。
 俺は女を裏返しにし、バックで攻めることにした。
 女は肘をベッドにつけ、尻を俺の方に向けてきた。
 俺はてのひらで尻肉の感触を味わいながら、おもむろに挿入を再開した。

(ズニュ、ズズズ、ズン……)

 狭い肉道にいきり立ったものを沈めていく。
 その刹那、えもいえぬ快感と征服感が混在する。

「あっ……」

(ズン、ズン、ズン、ズン、ズン……)

 初めは美肉の感触を愉しむかのように、ゆっくりと腰を動かしてみる。
 次に奥まで挿し込んだ状態で静止して、おもむろに旋回させて奥をかき回してみる。
 襞が肉柱に擦られてまるで生き物のようにピクピクとざわついている。
 おそらく子宮口附近まで達しているのだろう。
 突き当たった箇所を俺の先端でぐにぐにと擦ると、女は堪らなくなって来たのか、泣き出しそうな声で喘ぎだした。

 俺は心の中で密かに妻と比較していた。
 明らかに違う肉の絡み具合、そして喘ぎ声。
 人は十人十色というが、顔や姿が異なるように膣の具合もかなり違うものだと改めて実感した。
 その頃は既に酔いからかなり冷めていたので、そんな細やかな観察ができたのかも知れない。




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