官能小説『未来 黒い代償』

Shyrock作




第2話「天井M字開脚吊り」

「そんな……」
「ほぉ、なかなか勘がいいじゃねえか。俺の言ってる意味がすぐに分かったようだな」
「……」

 その整った美しい顔は血の気が失せ蒼白になっている。

「未来さん、10日分の遅延利息はその身体で埋め合わせしてもらうよ」

 黒川は冷酷な笑みを浮かべ未来に告げた。
 有無を言わせない威圧的な態度だ。

「おい、この娘を隣の部屋に連れて行くんだ!」
「は、はい!」
「はい」

 若い二人の社員は左右に分かれて二手から腕を引っ張った。

「いやあ~~~~~~~~~!」

 両腕を若い男に引っ張られてはどうしようもない。
 未来はずるずると床を擦るように隣室へと引き摺られていった。

 隣室は応接室とは異なり、飾りっけがなく殺伐とした雰囲気が漂っている。
 突き当りの壁には鉄の輪っかが固定されていて、その横には何やら鞭のようなものが備え付けられている。
 さらに天井の梁には滑車らしきものが取り付けられていて、そこから数本のロープが無造作に垂れ下がっていた。
 まるで拷問部屋だ。

 未来はその異様な光景を見てすくみあがった。
 逃げ腰の未来を男たちは押さえつけ、強引に部屋の中央まで引き摺っていく。

「何をする気ですか!? やめてください! お願い、変なことはしないで!」
「つべこべ言ってねえでおとなしくするんだ!」

 黒川は紳士的な口調から、突然ドスの効いた荒々しい口調に変わった。

(お父さんがこんな人たちから借金をしていたなんて……)

 未来は情けなくもあり、悲しく思えた。
 借金していることは変えがたい事実だし、借りたものを返すのは道理である。
 だからといって延滞利息の代わりに、自分が男たちの玩具にならなければいけない理由はどこにもない。

「やめて、お願いだから! 許して……」
「もう諦めな。利息を金で返せないなら何で返すと言うのだ!? 俺たちはおまえの身体で利息分は帳消しにしてやろうって言ってるんじゃないか!? ありがたく思いな!」
「そんなぁ……」

「よし! 娘の衣服を剥ぎ取ってしまえ!」
「は~い、承知しました!」
「社長、了解です!」

 二人の男性社員は待ってましたとばかり、未来の衣服を脱がしにかかった。

「きゃあ~~~~~! やめて~~~~~!」

 事前に打合せができていたようで、一人が押さえ役にまわり、もう一人は脱がし役を担った。
 手足をばたつかせ抵抗する未来であったが、いとも簡単に羽交い絞めにされてしまった。
 無残にも衣服は引き裂かれ、未来の肌が次第に露出していく。

「いやぁぁぁぁぁぁ!」

 ちぎれたブラウスが床に落ち、上半身はブラジャーを残すのみとなってしまった。
 たわわに実った果実がぷるんぷるんと揺れている。
 スカートは腰から引きはがすように奪われ、白いレースのショーツがあらわになった。
 着痩せするタイプなのか細身に見えていた未来だったが、その意外なる豊満さに男たちは歓喜の声をあげた。

「へ~、いい身体をしてるじゃないか~」
「こりゃ、たまらねえぜ!」
「確かにいい女だ。お前たちにもいい思いをさせてやるぜ。よし! 後手に縛り上げてしまえ!」
「はい!」
「分かりました!」

 社員は一人が山岡で、もう一人は信田という。
 山岡は中背でがっちりした体型をしている。
 山岡より2才後輩の信田は長身だが風が吹くと倒れそうなほど痩せている。
 
 山岡は手慣れた縄さばきで未来の自由を奪っていく。
 後ろ手に縛った縄を胸に回して、乳房の上下に入れ、ゆるみどめの縄を背後から脇の下に通して、乳房の下の縄に引っかけて、後ろに引いて縛る。
 これで上下の縄は乳房と密着して、隙間無く乳房を挟み込むことができる。

「痛い……やめてっ……」

 乳房の上下に縄があるので縄の間から乳房がはみ出しエロティックな光景を醸し出している。
 縄尻がしっかりと結わえられる。

「よし、いいだろう。では天井から吊るせ!」
「はい、了解しました!」
「きゃぁ~~~~~! いや~~~~~!」

 信田は女性を緊縛するのが初めてのようで楽しくて仕方がない様子であった。、

 カラカラカラ……カラカラカラ……

 天井の滑車が乾いた音を立ててまわりだし、2本のロープがだらりと垂れ下がった。
 山岡たちは天井から垂れたロープを弛ませ、未来の膝に巻きつけた。

「な、何をするつもりですか!? 許してっ!」
「まあまあまあ、そう騒ぐなって。もうじき気持ちよくなれるんだから~。そうだな、信田?」
「えへへ、そうとも」

 この先のどんなことに期待を膨らませているのか分からないが、二人の若い男たちの口調は実に軽やかだ。
 膝のロープはがっちりと厳重に結わえられた。

「社長、これでいいっすか?」
「山岡、お前は若いが縛りの腕は一級品だなあ。今までどれだけ女を泣かせてきたのだ?」
「まあ、それは社長の想像にお任せしますよ」
「さてと、それじゃそろそろ始めるとするか」



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