第11話
アシュラは再び、イヴのパンティの中へ手を差し込み弄リ始めた。
外目からもパンティの中のうごめきがはっきりと伺え、否が応でも淫靡な想像を引き立てる。
(コネコネコネ・・・)
「あっ、あっ、ああっ・・・や、やめて・・・」
「ぐっふっふ・・・どうじゃ?ここは。もう少し奥がいいのか?」
(グチュグチュグチュ・・・)
「い、いやぁ・・・」
柱に拘束されているシャイは意識が戻ったが、アシュラから受けたダメージがかなり大きく、まだ朦朧としているようであった。 そんな中でも凌辱されているイヴの方を見やりかすれた声でうめいていたが、何をつぶやいているのか聞き取ることが出来なかった。
「ふっふっふ、口では『いや』だと拒否しているが、ここはこんなにびっしょりになっているではないか。これは一体どういうことだ?ぐふふ」
アシュラはこねていた指を引き抜いて、わざとイヴに見せつけた。
「いやっ、そんなもの見せないで」
指は愛液に濡れてテカテカに光っていた。
「さて、ではぼちぼちとご馳走になろうかのう?」
アシュラはそうつぶやくと、イヴの下半身を覆う最後の布切れも引き千切ってしまった。
「きゃあ~~~!!」
アシュラはおもむろに凶器とも言うべき巨大なペニスを取り出した。
その異常なまでの大きさに、イヴは一瞬自分の目を疑ってしまった。
それは弾丸のように黒光りしており、馬のモノのように巨大で、しかも見るからに強靭そうに鋭角にそそり立っていた。
大きさは人間の男のモノと比べ2倍近くはあるだろうか。
「ぐふふ、大きさに驚いたか?イヴ、オマエにはちょっと酷かも知れないが、今から入れてやるからのう。ふふふ・・・」
「うそ・・・うそ~~~っ!そんな大きなもの絶対無瑛だわ!!」
「アシュラ、やめろっ!!イヴに手を出すな!!」
シャイは意識が戻ったようで、アシュラに向かって叫んだ。
アシュラはシャイの方を振向きもしないで、イヴの両足を左右に割った。
イヴは抵抗を試みるが、両手を縛られていて思うように動けない。
蹴りを入れるが空を切った。
アシュラはイヴの両足をがっちりと抱え込み、奇怪なモノを宛がった。
「いやっ、いやっいやっ、いやあ~~~~~!!」
「アシュラ!やめろ~~~!!」
イヴの瞳からボロボロと涙が零れ落ちる。
それだけではない。
恐怖のあまり失禁してしまったようだ。
まるで人の拳ほどもある先端がイヴを捉えた。
美しいサーモンピンクの花弁は無理やりこじ開けられ、大きなものが捻じ込まれた。
「ギャア~~~~~~~~!!!!!」
第12話
耳をつんざくような絶叫がこだました。
アシュラの恐ろしい凶器から逃れたくても、拘束されていて身動き出来ない。
上半身は柱に固定され、下半身もアシュラにしっかり抱えられている。
アシュラの耳には、制止を懇願するシャイの声などもはや聞こえない。
「くぅ~うぐぐぐぐ・・・」
イヴの苦悶に満ちた表情は、サディスト・アシュラにとっては甘美な媚薬でしか過ぎない。
(ズリ・・・ズニュ・・・ズズン・・・)
「くはぁ~・・・あぁはぁ~・・・くぅ~・・・」
アシュラの巨大なものを受け入れた女の器は、苦しそうにパンパンに腫れ上がっている。
それでも容赦のない進軍は続く。
奥へ奥へと食込んでいく巨大なペニス。
「ふふふ・・・本当に狭いのぅ。じゃが、しまりは最高じゃ」
アシュラはニタリと笑い、さらに腰を前面に押し出す。
ペニスはあまりにも大き過ぎて、器の中へ収まり切らず外にはみ出している。
イヴは苦痛に喘ぎ、額からはおびただしい汗を流している。
10分ほど経った頃、アシュラは異常なほど興奮し始め、彼の絶頂が近いことを教えた。10分とは言っても、イヴにとっては1時間以上に感じられたことだろう。
「ううう、おおっ!、いいぞ、いいぞ、イヴよ!、いいぞっ!イキそうじゃ!」
「シャイ、今よ!!」
イヴはシャイに合図を送った。
シャイはそれに応える。
「よし来た!!」
(キーン!)
ふたりが発した言葉に呼応するかのように、床に転がっていたデクスカリバーがまばゆいばかりに光り輝き、その光はイヴの身体に向かって一直線に突き進んだ。
イヴの身体は聖なる光に包まれて白く輝きだした。
ちょうど射精の真っ最中だったアシュラは仰天した。
「な、なんだ!?」
「神よ~!聖なる光よ~!我に力を与えたまえ~!ホーリー・デクスカリバ~~~~~~~!!」
(バリバリバリバリバリ~~~!)
イヴの身体から100万ボルトを超える聖なる電流が流れた。
それは邪に対してのみ効果を発揮すると言われている。
アシュラはたちまち感電してしまった。
まるで落雷した大木のように、アシュラは見る見るうちに白銀色に発光した。
「ぐわあああああ~~~~~~~~~~~っ!!!!!」
それは断末魔の叫びだった。
第13話(最終回)
アシュラは呆気ない最後であった。
後には真っ黒に焼け焦げた彼の骸(むくろ)だけが残った。
サタンを制して魔界に君臨し、更には地上へも侵攻しようという夢は絵物語で終わってしまった。
またイヴの発した聖なる光はデスヒドラにも及び、アシュラ同様に彼もまた死に絶えてしまった。
「うまく行ったわね♪」
「うん!イヴがテレパシーを使えるとは知らなかったな~。オレは無意識のうちにイヴに話し掛けたんだけどさ、イヴから俺の心に返事があったからびっくりしてしまって。でも、そのお陰でタイミングよく敵を倒せたのさ。」
「それにしても聖剣デクスカリバーってすごいわね!あんなすごいパワーがあるとは知らなかった~。」
「いや、デクスカリバーだけではダメだったんだ。イヴのすごい魔力と溶け合ったからこそ、2つが融合して最高の武器となったんだよ。」
「シャイ、顔を沢山殴られたからすごく腫れているわよ。アレしたげようか?治療しなくちゃ。」
「あ、でも、イヴのアソコ、デカイので責められて怪我したんじゃないの?だいじょうぶ?」
「だいじょうぶよ、魔法で私自身も治せるから。だから、しよしよ~♪」
そこへ危機一髪難の逃れたカーラ姫が近づいて来た。
「おねえちゃんたち、助けてくれてありがとう!ん?今から何するの~?なんかくっついているけど・・・」
「え?いや、ははは~。カーラ姫、無事でよかったね~!」
「姫様、ご無事で何よりです。」
こうしてイヴたちは無事カーラ姫を救出し国へ凱旋を果たした。
国王はイヴたちの活躍を大いに称えた。
さらにはシャイに対して、約束どおりカーラ姫を嫁にと言い出した。
「国王。お気持ちはありがたく頂戴いたします。ただ、カーラ姫はまだご幼少の身であり、ご結婚は少々早過ぎるように思います。大きく成長されました暁に、カーラ姫に似つかわしい王子様を迎えられるのが得策かと思います。」
国王は、カーラ姫のことを大切に思い、欲のかけらも出さないシャイの清廉な態度を大いに気に入った。
国王はイヴとシャイを晩餐会に招いてねぎらった後、騎士シャイには伯爵の称号と金の延べ棒20本、神官イヴには土地10ヘクタールを褒美として与えた。
それから2年の歳月が流れた。
春の陽光差す頃、教会で結婚式が行なわれていた。
来賓の最前列には国王とカーラ姫の姿があった。
花婿と花嫁は腕を組み、教会の鐘の音に導かれながら花の咲き誇る小道を歩いていった。
完
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