

第33話「屈辱の聖水ショー」
午後3時、ここは薄暗い納戸。
衣葡がスタンガンで気絶させられてから1時間が経ち、ようやく目が覚めた。
しばらくぼんやりしていたが次第に意識が戻っていく。
頭がズキズキと痛い。それに後手に縛られているせいで関節も痛む。
近くに悠太の姿はなかった。
そばにいたのは崎野だった。
「目覚めたか、秘書さん」
「私をどうする気ですか。縄を解いてください」
「心配するな。別に殺しやしねえよ」
衣葡はかなり強めの尿意を覚えた。
崎野に助けを求めるように声をかけた。
「お願いです。トイレに行かせてください」
「トイレ? ああ、オシッコしたいのか?」
「お願いです、縄を解いて。トイレに行くだけだから」
崎野は縄を解こうとしたが、急に何かを思いついたようでニヤッと笑う。
「秘書さん、トイレには俺が連れて行ってあげるよ」
「……お願いします」
衣葡はかなり切羽詰まっているので、安堵した。
崎野は、後手縛りのまま衣葡をトイレに連れて行った。
「えっ……これじゃあできないわ、縄を解いて」
「まあ、いいじゃないか。お~い、殿井! 富成! いいもの見せてやるからこっちに来いよ!」
崎野の声に、目を輝かせた殿井と富成がありさを追い立てながらやって来た。
「何だよ? いいものって?」
「あのさあ。秘書さんおしっこしたくて我慢できないんだって!」
「へぇ~。そっか~、ここに着いてからずっと行ってねえもんな~。んで、崎野、どうす
るつもりなんだ?」
「秘書さんがおしっこするところを皆に見せてもらおうぜ! 秘書さんがおしっこするのなんて滅多に見れないじゃん」
「マジで~! 見たい見たい!」
「せっかくだし、仲良しの奥さんにも見せてやろうと思ってな!」
ありさが目を吊り上げて激怒した。
「やめてください! 衣葡さんを辱めるのは! すぐにひとりでトイレに行かせてあげてください!」
「ありさの怒った顔がこれまたいいじゃねえか! そそるぜ~! がはははは~!」
殿井が手を叩いて喜んでいる。
「ありさ! おまえ、衣葡さんと親友なんだろう? 親友のおしっこシーンをしっかりと見てやんなよ!」
「酷い……酷すぎるわ……」
ありさとは対照的に、他の男たちは崎野の提案に嬉々としてのってきた。
「いやっ!」
衣葡は激しく首を振るが、一度着火した欲望の炎は簡単には消えない。
ましてや、この男たちは、女性が嫌がれば嫌がるほど歓喜する傾向がある。
「トイレは狭くて見ずらいから風呂に連れて行くぞ!」
殿井と崎野が衣葡を浴室へと引きずっていく。
「奥さんもいっしょに来い」
富成はありさの背中を小突き強引に連れて行く。
その頃、衣葡とともに捕らわれた悠太は、俊介がいる部屋に閉じ込められていた。
ともに口を塞がれているため会話ができない。
「いや! 風呂場なんて嫌よ! お願いだからトイレに行かせて!」
浴室に連行された衣葡は拒絶し泣き叫ぶが、男たちはかまわず強引に衣服を脱がせ、最後に残った淡いピンク色のショーツまでも毟りとる。
悲鳴が浴室に響き渡る。
次の瞬間、男たちは衣葡の一糸まとわぬ姿に釘付けになった。
なんと驚いたことに陰毛が一本もなく、ツルツルの恥丘とともに、ピンク色の麗しい花裂が一同の眼前に現れた。
「天然か……?」
殿井が尋ねても、衣葡は顔をこわばらせブルブルと震えているだけ。
殿井は顔を近づけ凄んでみせる。
「おい、生まれつきのパイパンか……って聞いているんだよ」
「いいえ……手入れで脱毛しています……」
「へえ~そうなんだ。これは手間が省けたぜ!」
「まったくだ」
崎野が相槌を打つ。
殿井たちは衣葡を浴槽の縁に乗せ、彼らのいる方向に向けてしゃがませる。
衣葡の股間部分は男たちに丸見え状態になってしまった。
「いいよ、秘書さん! 名前は衣葡だったな。おしっこしていいよ、我慢できないんだろう? 崎野、動画撮影の準備はできたか?」
「もう撮ってる。最高の動画が撮れそうだ!」
「いやぁ~! お願い、いや~~~~! トイレに、トイレに、お願いします!」
「いいぞ! 衣葡ちゃん! 俺ら、衣葡ちゃんの最後の一滴まで見届けてやるから、我慢したって無駄だぞ~~~~」
ありさは衣葡の惨めな姿に耐えられず、泣きながら「もうやめて」と殿井たちにすがりつく。
だがありさの哀願に耳を貸そうとしない。
衣葡の表情がかなり険しくなってきた。すでに限界を迎えているのだろう。
(もう無理だわ……いくら我慢してもこの男たちは絶対にトイレに行かせてはくれないわ……)
衣葡は彼らの魂胆が分かっていた。だが、どうしても見られたくない。
必死に耐えたが、ついに極限を突破してしまった。
「おおっ! 今チョロっと出たぞ!」
「いやあっ! 見ないで! お願い! 撮影だけは許して! お願いっ!」
衣葡は悲鳴を上げると同時に、堤防が決壊するように膀胱から尿が滝のように溢れ出した。
「お~っ! 出た出た! うわっ、すごい勢い! 衣葡ちゃん、皆の前でおしっこしてるじゃねえか~! 恥ずかしくねえのか!?」
男たちの冷やかしの声や歓声も、もう衣葡の耳には届かなかった。
排尿を終えた衣葡の股間周辺にシャワーの飛沫が浴びせられた。
