

第20話「NEO撞木反りでポルチオを責められて」
崎野は俊介の頭をむりやり押さえつけハンモックの内部を覗かせた。
すると、ありさが富成に背を向け、まるで富成に背後から抱っこをされるような体勢で性交している姿が、俊介の目に飛び込んできた。
愛する妻の凌辱場面を見せつけられ、愕然とする俊介。
あまりに惨い仕打ちに耐え切れず、ありさは男たちに訴えた。
「私のこんな姿を夫に見せつけるなんて酷すぎます! せめて夫を離して……」
涙ながらに哀訴するありさに対して、殿井が冷酷な微笑を浮かべた。
「奥さんよ、あんたは旦那を買いかぶりすぎじゃねえのか? だって旦那はあんたが犯されるのを見て、ギンギンに勃起してるんだぜ?」
ありさは思わず俊介の股間に目を走らせた。
俊介は腰にバスタオルを巻いただけの姿だが、確かに股間のあたりが大きく盛り上がっていた。
「……」
「んぐんぐんぐっ!」
猿轡の俊介が何か言わんとしていたが、股間を目撃したありさは思わず言葉を失ってしまった。
殿井が富成に早く挿入しろと催促する。
「水をたっぷりと飲ませたから、また潮吹くかもしれねえな。かぶりつきで覗いている旦那に潮吹きショーを見せてやれよ」
富成はうなづくと、ありさの股を大きく開かせ花裂に肉柱をあてがった。
周囲から見られた状態で、富成のモノが勢いよく挿し込まれる。
俊介の位置からは、揺れる乳房や勃起しているクリトリスが丸見えだ。
膣内を出入りする富成の肉柱もすべて丸見えだ。
さらに眉を顰めるありさの顔も、はっきりとうかがえる。
ありさの腰を持って富成がピストンを開始した。
ありさは身体の奥に、氷柱が生じたように感じた。
富成の両手が、背後からまわりこみ、彼女の乳房を握り絞る。
形よく均整美を保って隆起する二つの乳房。
その感触を味わいつつ、ありさの身体を前後に揺さぶる。
「いや……やめて……お願い……もう許して……」
崎野がはやし立てる。
「富成、旦那に見られて緊張しているせいか、あんまり感じてないようだぞ。クリを揉んでやれよ」
「はぁはぁはぁ……分かった……」
富成は指先でクリトリスをいじり始める。
「ひぃっ……いやぁっ……」
いじりながら腰を前後に動かすことも忘れていない富成。挿入中の肉柱がGスポットに当たる。
「あぁっ……そこは……っ……」
グチョグチョグチョ……
抽送を繰り返されているうちに、自然に濡れてくる。
(俊介さんが見ているのに濡れるなんて……あぁ、見ないで……)
背面座位は男と女がピッタリと密着するため、肉柱を膣の奥深くまで挿入することができる。
膣の奥深くまで挿入すれば最奥の性感帯ポルチオを刺激し、男のテクニック次第だが『奥イキ』も可能だ。
「もっと奥まで入れてやろうか」
「ダメっ……夫が……」
限界にまで太く膨張した肉柱が、その根元までありさの花芯をつらぬく。
「ああっ、やめてっ……」
ハンモックをきつく掴み、ありさは快感と苦悶の入り混じった表情で首を振った。
「スケベな女だな。俺のチンポを根元まで飲み込むなんて」
興奮の入り混じったつぶやきを漏らしながら、富成は最後に強く腰を突いた。
「あんっ……あううっ……!」
伏せていた顔をあげ、ありさがつややかな声を真夏の別荘に響かせた。
「気持いいの、奥さん? そんなに締め付けるなんて」
(ありさ、いいのか、そんなに……)
バスタオルの向こう側で股間を大きく膨らませ、俊介はありさの姿を食い入るように見つめた。
「旦那よりいいのだな……」
富成の意地悪な問いかけに、ありさが抗うように大きく首を横に振る。
微笑を浮かべながら、富成はゆっくりと、しかし深く腰を振り始めた。
「ダメっ……、動かさないで……」
指を噛むような仕草を見せながら、ありさが懸命に富成に懇願した。
「俺ね、メンヘラだけどセックスだけは自信があるんだな。たっぷりと味合わせてやるよ、本当の絶頂を……」
富成に腰を突かれるたびに、ありさは全身をびくっと震わせ、甘い息を漏らし始める。
「あっ……、やっ……、あっ……」
「いい声だね、旦那さんにもっと聞かせてやろうか」
背中を撫でていた富成の手が、ありさの肩をつかみ、強く後方に引く。
『NEO撞木反り ハンモック版』の始まりだ。
(夜学問: 背面騎乗位④参照)
「いやんっ……」
「誰かにされたことあるのか、こんな格好で」
膝で立つような格好にさせられ、男のモノがさらに深くありさにのめり込んでいく。
「はうっ……!」
ありさのスリムな上半身を弓状に反らせ、富成がいっそう強く、腰を振り始めた。
「どうだ、奥さん……」
「あっ……あっ……あっ……」
ありさの吐息が、少しずつ快感の入り混じった声に変化していく。
ハンモックが大きく揺れたがお構いなしだ。
「あっ……、あっ……、ああっ、いっ……」
背後から伸びた富成の手がありさの美乳を包み込む。
「あんっ……」
乳房を揉みしだかれながら、ありさは後方の富成を欲しがるように腕を伸ばした。
「奥さん、舌を出して」
富成に深く貫かれたまま、ありさは後方を向いて唇を差し出した。
俊介が声にならない声で叫ぶ。
(ありさ、やめろ! やめてくれ!)
災禍に巻き込まれた夫の目の前で、ありさの唇が野卑な男にいやらしく吸われていく。
