

第14話「ローション地獄の幕明け」
強制オナニーに喘ぐありさの艶やかな光景を間のあたりにした殿井たちの興奮はすさまじく、ズボンの前をパンパンに膨らませ 今にも襲いかからんばかりに目をギラつかせている。
そこにやおら現れたのが富成であった。何やら液体の入った洗面器を大事そうに持っている。
「でき上がった、これ」
「何だその液体は?」
洗面器の中にはとろみのある透明の液体がたっぷりと入っている。
「片栗粉でローションを作ってみたんだ」
「へえ、市販のローションと全然変わんねえじゃねえか」
「早速使いたいだけど」
殿井はうなずいたが、崎野が難色を示した。
「ここで使うと床がベタベタになってしまう。しばらくはこの別荘でお世話になるから汚したくないな。そうだ、風呂場がいい」
「それは名案だ、人妻と混浴も悪かねえや」
殿井が手を打って賛同した。
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殿井たちはありさと俊介に案内させ、一階突き当りにある風呂場に移動した。
ありさは脱衣室でエプロンとショーツをむりやり剥ぎ取られ、ふたたび全裸にされてしまった。
「旦那の服も脱がせてやりな。おおっと、猿ぐつわと手首の縄は外すんじゃねえぞ」
ありさは指図どおり、俊介の着衣をすべて脱がせると、腰にタオルを巻きつけた。
二人の様子をうかがっていた殿井が薄ら笑いを浮かべている。
「ふふふ、旦那は気が付くよい奥さんを持って幸せだなあ」
殿井の言葉に対して、ありさは忌々しげにきっと睨んだ。
全員が脱衣を済ませ、真っ先に風呂場に駆け込んだのは殿井だった。
「おおっ!」
と感嘆の声をあげる殿井。
窓から臨む山並みが美しさはさることながら、殿井が驚嘆したのは実に風変りな浴槽であった。
浴槽の側面も床もすべて透明のアクリル板でしつらえられているのだ。
つまり入浴中の人物が丸見えとなるのである。
殿井が冷やかな笑みを浮かべながら、ありさたちに悪態をついた。
「シースルーな風呂を設置するとは、おまえたち夫婦はどれだけスケベなんだ?」
「この別荘は私たちの所有物ではないのです。夫の父からの借り物なんです」
「なるほど、親父から借りてきたってわけか。結構な身分だな。それにしてもこの浴槽にはぶったまげたぜ。なあ、崎野、富成」
崎野が湯を張るため給湯ボタンを押そうとしたが、いつも控えめな富成が珍しく意外な提案をした。
「湯はいらないよ。奥さんをローション責めにしてあげるから」
崎野は富成の意図をすぐに汲みとりニタリと笑った。
「それは面白い。浴槽の中でそのローションをぶっかけるのだな? つまりローション風呂という訳か。すぐに取りかかろう」
男たちが何を企てているのか理解できなかったが、どうやらありさにとってありがたくないことをたくらんでいることは明らかで、ありさは思わず後ずさりをした。
ありさの腕をひっぱり、なだめにかかる殿井。
「心配するな。気持ちいいことをするだけだから」
「やめて……変なことはしないで……」
「旦那はどうする?」
崎野が風呂窓カーテンを閉めると、殿井に問いかけた。
「旦那か、そうだな、逃げねえよう縄でつないでおいて、特等席で見物させてやろう」
俊介は崎野にうながされ、浴槽の前に置かれたバスチェアに座った。
シャワーを壁のフックにかけシャワーを浴びた殿井が、ありさを手招きする。
「湯をかけてやるからこっちに来い」
「自分でかけるからシャワーを貸して」
「俺がかけてやるから」
「……」
ここは殿井に逆らわずおとなしく命令に従う方が得策だろう、とありさは従順に従った。
シャワーヘッドを手にした殿井はありさの肩、背中、胸、下半身の順に湯をかけたが、特に悪戯をする様子はなかった。
おそらく後にローション風呂が控えているため短時間で済ませたかったのだろう。
俊介へは頭からシャワー湯を浴びせるなど粗暴な扱いをしたが、男たちは全員交代で汗を流した。
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浴槽の中央にありさを立たせ、両サイドと後方の三方から男たちが群がる構図は、何と淫猥な光景だろうか。
前方は夫の俊介の視界を妨げないようあえて開放している。
崎野と富成が同時に、乳房の上にたっぷりとローションを垂らす。
「ひぃっ……いやぁぁぁぁぁ……」
崎野が、中指と薬指で乳首を挟んで乳首を集中的に責める。
富成は、五本の指を使って乳房を大きくつかみグイグイと揉みしだく。
「どうだローション責めされる気分は? ヌルヌルして気持ちがいいだろう?」
崎野が問いかけるが何も答えられない。
「だめぇぇぇぇ……」
「おい、旦那見ろよ、乳首がもうコリコリに硬く勃起してきたぞ。舌で可愛がってやるからな」
左右から同時に、充血した乳首を口に含み、舌で転がした。
「あうっ……あぁんあんっあんっ……だめぇ……っ……」
頭を仰け反らせ、歓喜の嬌声をほとばしらせるありさ。
「すごいな、奥さん」
「そんなにいいのか?」
背後の殿井がてのらにローションをすくうと、ありさのうなじに塗りたぐった。
特に首筋が敏感なありさは身震いし狂ったように泣き叫んだ。
「ふえぇぇっ……やだっ……そこだめっ……やあぁぁぁぁっ……」
ローションまみれの首筋にキスをする殿井。
「やだっはぁ…もう無理っ……」
「何が無理なんだ? ここ、こんなになってるじゃねえか」
そうつぶやくと殿井はローションをひとすくいすると、その手を下に伸ばした。
