

第4話「夫の前で花園なぶり」
殿井はクンニリングスを一旦休憩すると、今度は唾液で光った秘所を覗きこみながらぼそっとつぶやいた。
「惚れ惚れするぐらいきれいなマンコしてやがるじゃねえか、なあ崎野、おまえもそう思うだろう?」
「けっ、この体勢だと見たくても見れないんだよ。早く変わってくれ」
殿井たちが今まで経験してきた多くの女性たちの花園。それらとは比べものにならないほど、色素が薄いのだ。
ありさの大陰唇はふっくらして肉厚だが、その内側を形成する小陰唇はつつましやかな薄肉の重なりであり、完璧なほど、美しく整っている。
処女華ではないが、無骨な男であっても心を奪われるだろう。
秘密の花園を視姦されている間、ありさは頑なに顔をそむけていた。
「んんっ……恥ずかしいから早く下ろして……」
俊介の方に目を向けると、後手に縛られたうえガムテープで口を塞がれ、悲壮な表情でありさの方を見ている。
M字開脚でなぶられるところを夫に見られるなど、ありさとしては恥ずかし過ぎて消え入りたい気持ちだった。
「俊介さん……お願いだからこっちを見ないで……」
そんなありさの羞恥心に追い討ちをかけるかのように、殿井が人差し指をペロリと舐めると、割れ目の中心に挿し入れる。
「だめっ! ああんっ……!」
肉壁がぎゅっと収縮する。
膣道にゴツゴツとした指が1本挿入される。
先程の唾液が潤滑油となって円滑に受け入れていく。
わずか指一本だが、ありさにとっては悪魔の侵入だ。
「いやっっ……!」
指の根元まで咥えこませ、美肉をこね回す。
「どうだ? 旦那が見ている前でマンコをこねられる気分は?」
「や……やめてぇっ……」
男たちはわざと俊介の顔のそばまで、ありさを近づけ指の出し入れを見せつける。
「あんたの大切な奥さんが穿られているところをしっかりと見てやれよ。旦那っ!」
わざとおどけながら、俊介を挑発する崎野の冷酷さ。
俊介は、助けたくても助けることのできない無力な自分を責めた。
こんなことになるなら、ガラスを割られた時、わざわざ注意に行かなければよかった。
この男たちと接触していなければ、災禍を招いていなかったかもしれない。
俊介は悔やんだが、すでに後の祭りであった。
不意に、崎野が騒ぎだした。
「富成っ、おまえ、何をしてるんだ!?」
あろうことか、富成は、ありさが乱暴されている現場を真剣な眼差しで見つめながら、彼女が先程まで着用していたライトグレーのショーツに顔を埋めていた。
クロッチに舌を這わせありさの染みを舐めとったり、大きく息を吸い込み匂いを楽しんでいる。
富成の唾液がクロッチに染みこんでいき、ありさのショーツはよだれでドロドロになっていた。
あげくには、クロッチの上でペニスをしごきながら、だらしない表情を浮かべている。
そんなおぞましい光景を目撃した崎野が、富成に向かって怒号を放つ。
「おい、やめろっ、変態野郎が! せっかく目の前に美味いものがあるっていうのに、何をやってるんだ!」
声を荒げる崎野を、殿井がたしなめる。
「まあ、そう言ってやるな。おい、富成、おまえもこっちに来い」
いつも殿井には従順な富成は、すぐにやって来た。
殿井が尋ねる。
「どうだ? 若奥様のパンツの味は?」
「ちょっとしょっぱかったけど凄く美味しかった」
「おまえは根っからのパンツマニアだな」
「うん、三度の飯より女のパンツが好き」
富成は悪びれず答えた。
殿井が誘いかける。
「パンツもいいが、もっと美味いジュースを飲ませてやろうか?」
「うん、飲みたい」
「それじゃ 床に仰向けで寝転ぶんだ」
「フローリングだから後頭部が痛いよ」
「ぜいたく言いやがって。じゃあ、そこに置いてあるクッションを頭に敷け」
薄型の低反発クッションを頭の下に敷く富成。
富成の準備が整ったのを見計らって、殿井はありさに、『富成の顔の上にまたがる』よう指示をした。
ありさは大きく首を振って拒絶した。
「嫌です! 絶対に嫌です!」
「じゃあてめえの旦那がどうなってもいいんだな? 崎野、旦那を痛い目に遭わせてやれ」
いつの間に準備したのか、崎野は果物ナイフを取り出し、俊介の前でちらつかせた。
刃物で威嚇されては、ありさとしても承服せざるを得なかった。
「乗ります……乗りますから、夫に暴力はやめてください。でも、せめて、パンツだけでも穿かせてください……」
消え入りそうな声で、哀願するありさ。
「俺は別にパンツありでも、構わないんだけど……」
ありさは、富成の思いがけない助け舟のような提案に、かすかに安堵を色を浮かべる。
だけどそんな淡い期待も、つかの間の夢だった。
「だめだ。全裸のまま、富成の顔の上に乗るんだ」
殿井は富成の提案をはねのけた。
「フンガッ!フンガッ!」
緊縛されガムテープで口を塞がれた状態の俊介が、血相を変えて猛烈に抗議の態度を示したが、殿井たちは完全に無視をしている。
観念して富成の顔をまたぎ膝立ちになるありさ。
恥ずかしさとおぞましさで身体の震えが止まらない。
左右から殿井と崎野がありさの腰を支えている。
もっぱら“支える”というのは建前で、本音はありさが逃げないよう見張っているのだ。
ありさは何気に下を覗いた。
富成が、ありさの下で、興奮した顔で目を見開いている。
目と目が合い気まずくなったので、ありさの方から目を逸らす。
覚悟を決めたありさは、ゆっくりと腰を落としていった。
