官能小説

『ありさ コウアーション』

Shyrock 作



 
野々宮ありさ



第3話「アダルトショップの店員」

 強引に挿入を果たした塩原主任は、ありさを抱きかかえながら抽送を繰り返す。
 さきほど塗られた催淫クリームには性欲を促進させ、生殖器の機能を高める効果がある。
 つまりありさの意思とは関係なく性感を高めていく。
 ありさの喘ぐ声に気をよくした塩原主任の腰が滑らかに動く。

「野々宮さん、気持ちいいよ~。野々宮さんも気持ちよくなるまで遊んであげるからね」

 塩原主任の最初の放出までそれほど時間を有しなかった。
 イク瞬間肉柱を引き抜くとあわただしく乳房に精液をぶちまけた。

 入れ替わりり中路がありさに挑んできた。
 挿入しながらありきたりの質問をぶつけてくる。

「車野部長とどっちがいいんだよ!」

 上機嫌で次から次へと言葉を浴びせてくる中路。

「塩原主任と俺が遊んでやるからな」
「公衆便所女だ~」

 ありさは情けなくなって泣き出した。
 動画撮影をしたまま塩原主任と中路は何度も交代しながらありさに挑んだ。
 数回目の挿入になると、抵抗の意欲も薄れてしまいされるがままとなり、催淫クリームの効果も手伝って何度も感じさせられた。

 その後も中路部長との不倫を公表するとの脅しに屈したありさは、一切抵抗しないことを約束させられ性毛を一本残らず剃り上げられてしまった。
 車野部長と肉体関係をもったときには「パイパンのほうが気に入ってもらえるかなと思ったので」などといってごまかす姿が哀れであった。

◇◇◇

 新年会以降も、塩原主任と中路には逆らうことができず性奴隷としての関係はつづいた。
 1月のある土曜日、中路から呼び出しがあった。
 ありさが中路のマンションに着くと、「今からいっしょに買い物行くよ」とだけ伝えられた。
 途中で塩原主任が合流してきて3人になった。
 二人に連れていかれた先はアダルトショップであった。
 店内には、セックストイやDVDなどが所狭しと並んでいる。
 ありさが連れていかれた場所はコスプレコーナーであった。
 おそらく常連なのだろう。中路が男性店員と親しそうに会話をしている。

「ここで試着してよ」

 まもなく中路がセクシーな下着やコスチュームを数枚持ってきてありさに手渡す。
 ありさが試着室で着替え始めるといきなり塩原主任が扉を開けてきた。
 扉の外では塩原主任と中路に加え店員までがありさに視線を注いでいる。

「かわいい子じゃん。中路さんの彼女?」
「違うよ、俺たちの奴隷」

 中路は嬉しそうに言い放つ。

「そっか~。いいね~。なんでも言うこと聞くの?」
「当たり前じゃん。奴隷だから」

 中路は奴隷という言葉を繰り返し使った。

「じゃあ、なにか命令してよ」
「いいよ。野々宮さん、試着室のドアを開けたままストリップしてくれる?」
「そんな……」
「あれ? 言うことを聞けないのかな? こっちを向いて全部脱いでよ」
「……」
「おっ! パイパンだね~。 中路さん趣味がいいね~」
「当たり前じゃん! この子言うこと何でも聞くんだから」

 中路と店員の背後で塩原主任がありさを睨んでいる。
 それは中路の要求に対して抵抗はするな、という無言の圧力であった。
 ありさは胸などを隠しながらも泣く泣く用意されたものを全部試着した。
 中路が商品を買ってる間も店員と何やら親しそうに会話をしている。
 ひときわ高らかな店員の声がありさの耳に届いた。

「中路さん、俺にも楽しませてくださいよ」
「仕事何時に終わるの? いっしょに来なよ!」

◇◇◇

 店舗の駐車場に停めているクルマの中で店員を待つことになった。

 早速買ったセクシー下着に着替えろと命令されたありさは車内で着替えをすることになった。

「ぐずぐずするな。早く着替えろよ」
「……」

 下着姿のまま店員を待つことになったありさ。
 塩原主任がぼそっとつぶやく。

「待っている時間がもったいないじゃん」
「待つ間、楽しんじゃおうよ」
「じゃあ、俺からでいいな」
 
 塩原主任に車内でいじられるありさ。実はカーセックスの経験はないので戸惑うばかり。
 ほかのクルマの乗降者からも車内を覗かれながら、塩原主任から代った中路からももてあそばれて。

 まもなくドアが開き店員が乗ってきた。

「すごいことになっているな~! ねえ、名前教えてよ」
「……ありさです」
「ありさちゃんね。とりあえずフェラしてよ」
「……」

 黙っていると中路が怒鳴ってきた。

「フェラしろよ! 要求は何でも聞くと約束したこと、忘れてないよな?」

 ありさは渋々店員のジッパーを下ろし、だらりと垂れた肉柱を握って咥えこんだ。

「教育行よくき届いてるね~。こんなベッピンさんだったら俺にも貸してほしいよ」
「いつでも言ってよ。無料奉仕当たり前だからさ」

 そんな無情な会話を聞きながら一刻も早く終了させたい一心でありさは一生懸命口を使う。
 その甲斐あってまもなく店員がありさの口内に発射した。

「ありさちゃん、あんまり経験ないでしょ? でも一生懸命がんばってるの見てすぐにイッちゃったよ」

 当然フェラチオだけで終わるはずもなく、キスに始まり胸や花弁をいじられ、再び元気になった店員に背後から抱えられ一気に挿入された。
 濡れていないのでありさとしては辛かったが、店員は「ありさちゃんのおまんこはきつくて最高だよ」と感激した様子であった。
 発射寸前で抜き背中に発射してくれたことに、かすかな安堵の色を浮かべたありさであった。

「今度いつ来るの?」
「いつでも貸し出すよ」
「じゃあ今度ありさちゃんを1日貸してよ! 遊ばせてよ」
「じゃあ行かせるよ」

 そんな会話が聞こえてきた。
 またあの地獄のような時を過ごさなければならないのかと思うと、暗澹たる気持ちになるありさであった。



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