第9話「3度の絶頂は、ほんの序幕に過ぎなかった」
男たちはこの時とばかりにありさに群がり、美麗な肉体をもてあそぶ。、
両手を拘束されサドルのバイブーレーターに突き刺されてた体勢では、男たちの手から逃れることもできない。
それをよいことに、性欲の権化と化した男たちありとあらゆる箇所をなぶる。
その激しさはまるで飢えた餓鬼のようである。
とりわけクリトリスを執拗に擦られても、避けることができないのはありさにとって最も辛かった。
「あうぅ、やめてぇ~、狂っちゃう! うひゃぁ~ん……いやああああああああ~~~~!!」
バイブレーターの激しい突き上げに加え、阿修羅に愛撫されているかのようで、気も狂わんばかりに泣き叫ぶ。女リーダーのプライドなどかなぐり捨て、平凡なひとりの女性に帰っていた。
「ああっ! くはぁ~! もう、もうダメええええええええ~~~~~!!」
「もうイキそうなのか!? え~っ!?」
「い、い、イクっ、イクううううううううう~~~~~~~~~~!!!!!」
激しく痙攣が走る。
ありさの意思とは関係なく、ビクンビクンと下半身が動き、膣内がピクピクと波打つ。
身体をびくつかせ海老のように反り返った。
「はっはっは~! ついにイキやがったか」
「バイクとバイブのダブル攻撃されりゃ無理もねえよな~」
「イッたのは何回目だ?」
リーダーが問いかける。
「え~と、3回ですかね」
「3回か、まあ、いいだろう。おい、バイクから下ろしてやんな」
手首の拘束具が外された。
しかし目は虚ろで、半ば意識朦朧となっているありさは、バランスを失い転倒しそうになった。
周囲の男たちがありさを支える。
「おおっと、危ねえぜ~」
「とか何とか言いながら、てめえ、どさくさに紛れてありさ様のオッパイを掴みやがったな?」
「まあいいじゃんか。役得ってやつで。ひゃっはっはっは~!」
男たちに抱えられながらオートバイから下ろされたありさは、ぐったりと床に伏せていた。
「み……みず……水を……」
「おい、水だとよ。くれてやれ」
「ほら、水だぜ!」
バケツを持った男が現れて、床に横たわるありさに頭から水をぶっかけた。
「うっ……てめえ……」
ありさは水を掛けた男をきつい目でキッと睨んだ。
「ふんっ、コップの水はな~、次のお勤めが終わったら、くれてやるぜ」
「次のお勤め……?」
「喜びな、次のおまえのお相手は金髪のお兄さんだぜ。喉が渇いたのなら、床にこぼれた水でも舐めてやがれ。ケッ、この裏切り女が!」
「うぐぐ……この野郎……」
その時、背後から英語で語りかける声が聞こえてきた。
「Arisa, you are attractive(ありさ、君は魅力的だ)」
「!?」
見上げるとそこには金髪の白人男性が立っていた。
初めて見る男性である。おそらく最近仲間に加わったのだろう。
さきほどのオートバイショーを見てかなり興奮したのか、肉柱が天井に向いて見事に反り返っている。
白人男性は横たわっているありさの足首をつかみ大きく左右に開いた。
「いやっ、やめてっ!」
ありさは脚を蹴って抵抗を試みたが、左右から応援が入り、またたく間に脚を大きく割り開かれてしまった。
「いやぁぁぁぁぁぁ~~~!!」
「As for everybody, thank you!(みんな、ありがとう!)」
白人男性は難なく巨大な肉柱を狭い隙間に押し込む。
グググッ……
「いやああああああああ~~~~!! きゃああああああああ~~~~!!」
両手を振り回しじたばたともがくありさだが、白人男性の力は凄まじく身動きを完全に封じられてしまった。
20センチを超える肉柱を、軽快に前後させる白人男性。
「いたいっ! やめてっ!」
巨大過ぎる男根はありさにとってはまるで凶器であり、秘所を引き裂かれるような激痛が走った。
ズン、ズン、ズン! ズン、ズン、ズン!
「いやああああああああ~~~~! やめてええええええええ~~~~!!」
白人男性は早くもギアをトップに入れようとしていた。
「Oh、スゴク イイヨ~、アリサ! シマリ Very good~! ワタシ スグニ イキソ~デス~!」
片言の日本語でつぶやきながら、腰の動きはどんどんと加速していく。
「Oh.Oh、Oh~ アリサ~! It is sensitive highly!(感度がいいよ~!) Your sexual organs are the best~!(君のオマ○コは最高だ~!)」
どぴゅっ! どぴゅどぴゅ~! びゅるびゅる! びゅるるるるっ!
半端なく大量に注がれる精液。
最後の一滴を注ぎ切ると、白人男性はありさの中であっけなく果ててしまった。
「Hey,アリサ、アナタハスバラシイ!」