あなたは1回のセックスで何回、体位を変えるだろうか?
最初から最後まで正常位でいい人もいれば、色々な体位を探究して楽しみたい人まで様々だと思う。
ただ、比較的、女性より男性のほうがあれこれ体位を変えたがる傾向があるかもしれないね。
早漏対策の男性もいると思うので。
でも、体位をころころ変えられると集中力が途切れてしまい、冷静になってしまう女性もいる。
没頭状態でスムーズに体位を変更し続けることって、できるのだろうか?
たとえば、正常位で挿入していたのに「次はバックだ!」と移行するとしよう。
仰向けになっていた女性がバックの姿勢になるには、仰向け体勢からカラダを起こす(または寝返りをうつ)「よいしょ」の“間”が生まれる。
これがNOスムーズ。没頭から冷めてしまう可能性も無きにしも非ず。
そう、間をあけないことがスムーズな体位変更へのコツなんだ。
では、どんな移行の仕方がスムーズなのか。
ざっくり言うと、「挿入したままでも変更可能な体位」なのではないか、と思う。
ということで、スムーズな体位変更をお教えしたいと思う。
アクロバティックでない体位の組み合わせなので、取り入れやすいかと思うよ。
ひとつの例として試してみてね。
それでは、正常位の体勢からスタートしよう!
① 正常位 ⇒ 対面座位
仰向けの体勢の女性に覆いかぶさっている状態の「正常位」。カラダを起こす時に女性の背中を抱きしめた状態で起こすも良し、先に男性がカラダ起こした状態で女性の手を取って起き上がらせるも良し。
そのまま、両脚を前に出した男性の上に跨って座れば「対面座位」の体位になる。両腕を男性の腕に回して、まったり密着度高い体位を楽しもう。
② 対面座位 ⇒ 騎乗位
対面座位で思う存分向き合って抱きしめ合い、飽きるほどのキスを終えたら、そのまま男性が後ろに倒れこみ、仰向けの状態になる。
女性はそのまま跨れば(上に乗れば)「騎乗位」のでき上がり。女性主導の体位なので、上下・前後など腰を動かして気持ちいいスポットを探り当てよう。そんなにガンガン動かなくても、元気な男性なら下から突き上げてくるはずだよ。
③ 正常位 ⇒ 松葉崩し
正常位から横向きになった女性の片脚を男性が持ち、足を交差させる(男性が横向きの女性を挟む感じ)。お互いにV字状態で組み合わされば、深い挿入を感じることができる「松葉くずし」のできあがり。
この体位は、ベストな角度で挿入されていれば、ペニスが根元まで挿入されてポルチオを刺激できる体位なのだ。骨に当たる感覚があれば、角度が間違っており、続行すると痛みを感じてしまうので、確認しながら行なおう。
④ 松葉崩し ⇒ バック
男性に持ち上げられている片脚を下ろして(横向きからうつ伏せ状態に体勢を変えながら)、膝をつく。そしてもう片脚の膝も立てれば四つん這いの体勢になる。
ほら簡単、バックの完成だよ。個人的には、四つん這いバックから寝そべる体勢になる「寝バック」を推奨したい(もしくは「松葉崩し」からそのまま「寝バック」のほうが女性はラクかもしれない)。
四つん這いのバックは、男性が視覚的興奮も含め好きな体位に挙げる人も多い。寝バックは、足を閉じて力を入れられる体勢なので足ピン派の女性にはオススメ(膣が閉まるので、男性も強い快感を得られる)。
⑤ おさらい
本日ご紹介した体位と流れはこんな感じ。
正常位⇒ 対面座位⇒ 騎乗位⇒ <折り返し> 正常位⇒ 松葉崩し⇒ バック
<折り返し>
セックスは、四十八手と言われるほど体位の種類があるし、言ってみれば48種類どころかどんな格好でやったっていいんだよね。気持ちいいスポットや角度などは人によって違う。お互いの好きな体位、しんどい体位を話し合ってふたりが気持ちよくなれる体位を見つけていけるといいね。
◎ ポイント
余裕があれば、挿れっぱなしで試してみよう~!
水が流れるように体位移行ができるようになったら、ふたりの愛の完成形かもしれないよ!
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