夜学問/夜の名演奏家
セックス上手になるためには腰の使い方が大切なことは知ってますよね。
そこで今回は、女性を喜悦させるための効果的な腰動運動をお教えしましょう。
さて、音楽にリズムやメロディーがあるように、腰の動かし方にもテンポや強弱があります。
これらをマスターすることが、即ち、女性を制することになるのです。(あくまでベッド・イン後の話)
ところで、男性の皆さんはどのような腰使いをしていますか?
ただ、ズッコン、ズッコンと腰を上下に動かしているだけだったら、是非とも、以下の方法を会得して欲しいと思います。
必ずや、セックスがもっと楽しいものになるでしょう。
まず、ズッコン、ズッコンですが、これは最も単純な腰の動かし方で、とても女性を満足させられる方法とは言えません。
最初の頃は女性も満足しているかも知れませんが、褥(しとね)を重ねるとそのワンパターンな動作に飽きられる可能性が無いとは言えません。
大事な彼女なのですから、よそ見はさせたくないし、ましてや浮気は絶対して欲しくないですよね。
性に不満を抱いて去っていく女性と言うのも、現実には存在することを忘れてはなりません。
もちろん性だけじゃないのですが、性も恋人同士(または夫婦)にとって大きな要素なのです。
さて、少し脱線しましたので本題に戻しましょう。
腰の動かし方にもテンポや強弱がある、と言うところまでお話しましたね。
さて単調なズッコンズッコンですが、これでも「強弱」をつけると2拍子になります。
しばらく練習したら、今度は4拍子をやってみましょう。
4拍子とは強、弱、中強、弱です。
わが国の古い性典『百戦必勝・閨房大秘術』も、経験の浅い男性のために「柔入剛出、三浅一深……」を説いています。
三浅一深とは、三回浅く突いて、一回は深く挿入するということ。
つまり4拍子と同じ意味です。
また、柔入剛出とは、入れるときは柔らかく、引き出すときはグイと力強くするということです。
このタイミングは、オフビートの感覚でやれば良いでしょう。
4拍子をマスターしたら、今度は8拍子という具合に、リズムを小刻みにしていくのです。
次はテンポですが、まず最初はゆったりしたラルゴーで始まり、中盤はアンダンテ。
そして最後は早い速度のアレグロで締めくくります。
もちろん、余裕があればアレグロから再びスローなテンポに戻して、長時間のセックスを楽しむという方法もあります。
ただこの辺りになると、その人の持つ音感も左右してきます。
音痴な人は難しいかも知れませんが、がんばればそこそこはできようになるはずです。
テンポをとるのが難しいようでしたら、自分が知っている歌を頭の中で歌えばいいのです。
例えば童謡を並べると最初は『かごめかごめ』中盤は『靴が鳴る』そしてラスト『雀の学校』という具合にです。(何か色気のない曲ばっか。^^;)
ただし、間違っても、3拍子の曲は選ばないこと(爆)
ギクシャクして、腰が動かしにくいからです。
ワルツを連想するような腰の振り方をすると、彼女に途中で噴き出されますよ(爆)
まあ、それもギャグと言うなら止めませんが、セックス中にギャグは不必要だと思います。
もう一つ、音楽にもセックスにも大切なのはハーモニーです。
古代中国の性典『洞玄子』に《天左転すれば、地右迴す…》とあります。
天は男性で、地は女性です。
セックスは二重奏のようなものです。
男女の呼吸がピッタリ合ってこそ、甘美なハーモニーが奏でられるのです。
こうして腰を上手に使えば、女性は必ず喜悦の声を漏らすはずです。
つまり、テンポやリズムに声楽まで加わるという訳ですね。
さて男性の皆さん、あなたも夜の名演奏家になってみませんか?
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