阿修羅とはインド神話における闘争を好む鬼神の一種で、顔が3つと手が6本ある。
体位名【阿修羅くずし】のネーミングの由来はどうもこの辺にあるようだ。
【阿修羅くずし】は江戸四十八手にはなく、近代になってから考案されたため(考案者不詳)、世間にはあまり浸透していないが、女性にかつてないほどの陶酔感を与えることができる大変重宝な体位であることは間違いない。
ポイントは「三つ穴攻め」にある。
上下3箇所の穴を同時に刺激することで、女性はおそらく悶絶するだろう。
手順を説明すると、
まず、女性は横向きに寝転び、足を少し曲げる。
この時点でいたすだけなら、ごく普通の『側臥・横座後挿位(そくが・よこざこうそうい)』である。 男性は背後から1つ目の穴である膣にペニスを挿入する。
さらに、片方の手で2つ目の穴であるアヌス周辺をやさしく刺激する。
そしてもう一方の手で3つ目の穴である耳の穴を攻める。
耳には【聴宮】というツボがあって性感を高める効果を持つ。
なお男性は、慣れてくると、人差し指と小指を交互に使うとさらに効果的である。
さあ、これで体位完成。
耳への愛撫をペニスの動きとうまく連動させると、女性は狂ったようにのた打ち回るはず。身体中の穴をふさがれたような妖しい快感を味わうことになる。