我が国における各種の「四十八〇〇」というのは、基本的には阿弥陀の四十八願から出ていると言われてる。
これに合わせて「いろは48文字」や「相撲の四十八手」が定まり、
「相撲の四十八手」から「色事の四十八手」に進んだものと思われる。


<相撲の四十八手>

え?相撲の技名なんて聞きたくないって?
僕も説明したくないです!
ってことで省略します~。
相撲の四十八手は最近何かと話題の相撲協会さんにお任せいたしましょう。


<色事の四十八手 (1)>

網代本手 揚羽本手  いかだ本手 せきれい本手 ことぶき本手 洞入本手
笹舟本手 深山本手  入船本手  唐草居茶臼  忍び居茶臼  浜千鳥
横笛   こぼれ松葉 菊一文字  浮橋     八重椿    燕返し
万字崩し 出船後取  潰し駒掛け 本駒掛け   締込み錦   締込み千鳥
後やぐら 乱れ牡丹  本茶臼   いかだ茶臼  時雨茶臼   機械茶臼
御所車  月見茶臼  宝船    空竹割り   しがらみ   いかだ崩し
廓つなぎ かげろう  きぬた   狂い獅子   花菱責    尺八
むく鳥  白光錦   逆さむく鳥 二つ巴    立鼎     やぐら立ち

※本手=正常位、居茶臼=座位、茶臼=逆正常位、横笛=側位、
出船後取=後背位、締込み千鳥=逆騎乗位、乱れ牡丹=後座位、
時雨茶臼=騎乗位、花菱責=クンニ、尺八=フェラ、むく鳥=69

この四十八手は色々バリエーションがある模様。
以下のセットも組合せが異なっている。


<色事の四十八手 (2)>

時雨茶臼 御所車   窓の月  燕返し   宝船  乱れ牡丹
絞り芙蓉 鳴門    撞木反り 鵯越え  本駒掛け 百閉  
立ち花菱 吊り橋   後櫓   仏檀返し 手懸り  鯉の滝登り
炬燵隠れ 炬燵懸り  茶臼伸し 碁盤攻め 浮き橋  抱き地獄
寄り添い 雁が首   むく鳥  二つ巴  締込千鳥 締め小股
しがらみ 首引恋慕  理非知ず やぶさめ 達磨返し 帆掛茶臼
岩清水  鶯の谷登り 獅子舞い 千鳥の曲 鵯越えの逆さ落し 深山
抱き上げ 押し車   松葉崩し 手挺り  菊一文字 裾野

※時雨茶臼=騎乗位、


<色事の四十八手 (3)>

ほんどり  かけもたれ   足からみ   よつがらみ きねかつき かもの入首
のぼりかけ つくはへがかり うはへがかり とびかへし 小股はさみ かはずかけ
矢はずかけ かつぎ上げ   内わく    二本攻め  四所攻め  片手やはずし
外わく   腹やぐら    後やぐら   抱へ上げ  手谷かけ  半よこ
後茶臼   茶臼回し    股すかし   座り茶臼  鶴の羽交い締め たわ木そり
逆手がらみ ねごし     碁盤攻め   肩すかし  つまごり  逆とったり
大わたし  すき小股    つきまわし  下手やぐら 三所攻め  すくひ上げ
前づけ   さぎの求返   一本背負い  本茶臼   雨のばし  かけくづれ


体位って細かなバリエーションを含めると、100以上あります。
ってことは1日1体位づつ行なったとしても、100日かかるってことか。
多忙な私たちが100日毎日いたすって至難の業なので、現実的には難しいですけどね(汗)

さて、今夜はどの体位になさいますか?







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